弱り目に祟り目

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ことわざ
弱り目に祟り目
(よわりめにたたりめ)

9文字の言葉」から始まる言葉

すでに困った状況にあるときに、さらに悪い出来事が重なってしまうことがあります。
そんな踏んだり蹴ったりの状態を表すのが、
弱り目に祟り目(よわりめにたたりめ)です。

意味

弱り目に祟り目は、不運な状況にあるところに、さらに不幸な出来事が重なることという意味です。
弱り目は気力や体力が弱っている状態や運が悪くなっている状況を指し、祟り目は祟りによってもたらされる災難や不幸な目に遭うことを指します。

語源・由来

「目」はここでは視覚の器官ではなく、「ひどい目に遭う」のように状況や境遇を表す言葉です。

江戸時代にはすでに広く使われていたとされ、浄瑠璃『仮名手本忠臣蔵』などにも見られます。
もともとあった「弱り目」という言葉に、災いを意味する「祟り」を重ね、「祟り目」と語調をそろえて表現したものと考えられています。

使い方・例文

弱り目に祟り目は、すでに不運な状況にある人が、さらなるトラブルに見舞われた場面で使われます。

  • 財布を落とした帰りに豪雨にあい弱り目に祟り目です。
  • 失敗して落ち込んでいる時に車上荒らしに遭い弱り目に祟り目です。
  • 経営難の工場で火災まで発生して弱り目に祟り目です。

類義語・関連語

弱り目に祟り目と似た意味を持つ言葉には、以下のものがあります。

  • 泣きっ面に蜂(なきっつらにはち):
    不幸な出来事の上に、さらに不幸が重なることのたとえです。
  • 踏んだり蹴ったり(ふんだりけったり):
    ひどい目に遭った上に、さらにひどい仕打ちを受けることです。
  • 雪上加霜(せつじょうかそう):
    難儀なことや不幸が連続して発生することのたとえです。
  • 一難去ってまた一難(いちなんさってまたいちなん):
    一つの災難が過ぎ去った直後に、また次の災難がやってくることです。

英語表現

When it rains, it pours.

直訳:雨が降る時は、いつも土砂降りだ。
意味:悪いことは起こる時に立て続けに起こるという意味です。

  • 例文:
    First I lost my keys, then my car broke down. When it rains, it pours.
    まず鍵をなくし、次に車が故障して弱り目に祟り目です。

Misfortunes never come singly.

意味:不幸は決して単独ではやってこないという意味です。

  • 例文:
    He lost his job and his wife left him in the same week. Misfortunes never come singly.
    彼は同じ週に仕事を失い妻にも去られて弱り目に祟り目です。
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