四字熟語

春夏秋冬

(しゅんかしゅうとう)

春と夏と秋と冬。一年の四つの季節。四季。


9文字の言葉し・じ」から始まる言葉
春夏秋冬 ことば
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意味

「春夏秋冬」は、一年の季節の名を春から順に並べた四字熟語です。
四つの季節がひとめぐりすることを表し、「春夏秋冬を問わず」の形では一年中いつでもという意味になります。

語源・由来

「春夏秋冬」は、特定の書物の故事から生まれた言葉ではなく、四つの季節の名を並べてできた語です。
春・夏・秋・冬という一字ずつの季節名を、めぐる順にそのまま連ねた形で、意味を足したり打ち消したりする字は入っていません。
四字熟語の多くが二字の熟語を二つ重ねて作られるのに対して、「春夏秋冬」は一字の語を四つ並べた組み立てです。

使い方・例文

「春夏秋冬」は、季節のめぐりを見わたす場面や、一年を通してという意味を伝える場面で使われます。

  • この庭は春夏秋冬で表情が変わり、何度来ても飽きない。
  • 祖母は春夏秋冬を問わず、朝五時に畑へ出ていた。
  • 春夏秋冬の行事を通して、子どもたちは季節を覚える。

類義語・関連語

「春夏秋冬」と同じように、一年の季節のめぐりを表す言葉には以下のようなものがあります。

  • 四季(しき):
    春夏秋冬の四つの季節。
  • 四時(しじ):
    春夏秋冬をまとめて指す古い言い方。
  • 花鳥風月(かちょうふうげつ):
    自然の美しい景色と、それを愛でる風流な楽しみ。
  • 雪月花(せつげつか):
    四季を代表する雪と月と花、およびそれを味わう心。

季節にまつわることわざや慣用句は、「春夏秋冬/季節」に関することわざ・慣用句・四字熟語一覧にまとめています。

「春夏秋冬」と「四季」の違い

どちらも一年の四つの季節を指し、互いの言いかえとして使えます。
「春夏秋冬」は季節を春から順に追う言い方で、「四季」は四つをひとまとまりとして数える言い方です。

語句季節のとらえ方使われ方
春夏秋冬
(しゅんかしゅうとう)
春から順に追う一年中という意味でも使う
四季
(しき)
四つをひとまとまりに数える季節の区分そのものを指す

英語表現

the four seasons

一年の四つの季節をひとまとめに指す表現。

This garden shows a different face in each of the four seasons.
(この庭は春夏秋冬でそれぞれ違う表情を見せます。)

all year round

季節を問わず一年を通してという意味を表す言い方。

The shop sells fresh strawberries all year round.
(その店は春夏秋冬いつでも新鮮ないちごを売っています。)

句集の名になった「春夏秋冬」

「春夏秋冬」は、俳句の選集の名前としても使われました。
正岡子規を中心とする日本派の代表的な句集として、四冊本の『春夏秋冬』が知られています。
春の部は子規の撰で明治三十四年(1901年)に刊行され、夏・秋・冬の部は病が重くなった子規に代わって高浜虚子と河東碧梧桐かわひがしへきごとうが共に撰びました。
収められた句は、定型が守られ、絵画的なものが多いとされます。

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