四字熟語

無量無辺

(むりょうむへん)

物事の程度や量が計り知れないほど、果てしなく大きいこと。


7文字の言葉」から始まる言葉
無量無辺 ことば
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意味

「無量無辺」とは、数や大きさを量ることができないほど、限りなく広く大きいことを表す四字熟語です。
もとは仏教の経典に見られる言葉で、仏の慈悲や寿命の果てしなさを表す際に使われてきました。

  • 無量(むりょう):量ることができないほど多いこと。
  • 無辺(むへん):果てがなく、限りのないこと。

語源・由来

「無量無辺」は、大乗仏教の経典に古くから見られる言葉で、『法華経』の序品や『阿弥陀経』などに登場します。
『阿弥陀経』では、阿弥陀仏やその国に生きる人々の寿命が「無量無辺阿僧祇劫(むりょうむへんあそうぎこう)」という、想像もつかないほど長い時間であると説かれています。ここから、量ることも際限を見出すこともできないほど大きい、果てしないという意味が広まりました。

使い方・例文

「無量無辺」は、規模の大きさや量の多さを強調して表現する場面で使われます。

  • 宇宙に広がる星の数は、無量無辺という言葉がふさわしい。
  • 彼女への感謝の気持ちは無量無辺である。

類義語・関連語

「無量無辺」と同じように、果てしない大きさを表す言葉に、次のようなものがあります。

  • 広大無辺(こうだいむへん):
    果てしなく広くて大きいこと。

「無量無辺」と「広大無辺」の違い

どちらも果てしない大きさを表しますが、光を当てる対象が異なります。「無量無辺」は数量や程度が計り知れないことに重点があり、「広大無辺」は空間的な広がりそのものに重点があります。

語句焦点由来
無量無辺
(むりょうむへん)
数量・程度の計り知れなさ仏教経典に由来する言葉
広大無辺
(こうだいむへん)
空間的な広さ果てしない空間の広がりを表す言葉

英語表現

beyond measure

量ることができないほど、程度がきわめて大きい様子を表す言い方。

Her kindness to strangers was generous beyond measure.
(見知らぬ人への彼女の優しさは、無量無辺というほかなかった。)

法華経の冒頭で説かれた「量れなさ」

「無量無辺」は、大乗仏教の経典『法華経』の序品じょほん(最初の章)に見える言葉です。
「無量」は数え尽くせないほど多いこと、「無辺」は果てが無いほど広いことを指し、いずれも仏の教えや功徳の計り知れない大きさを形容するために使われています。

サンスクリット語の原語にも、測ることの困難さを意味する語が対応しており、経典の中で仏の徳をたたえる言葉として使われていたことがうかがえます。
そこから一般に「はかり知れないこと」を表す四字熟語として広まりました。

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