意味
「硝煙弾雨(しょうえんだんう)」は、実際の戦闘の激しさを視覚的に描き出す四字熟語で、火薬の煙があたり一面に立ちこめ、銃弾が雨のように絶え間なく降り注ぐ戦場の凄まじい光景を表します。
- 硝煙(しょうえん):
火薬が燃えて出る煙。 - 弾雨(だんう):
雨のように盛んに飛んでくる弾丸。
語源・由来
「硝煙弾雨」は、火薬の煙を表す「硝煙」と、雨のように飛んでくる弾丸を表す「弾雨」を組み合わせた四字熟語です。
大砲の煙を表す「砲煙」を使った「砲煙弾雨」という言い方もあり、意味はほぼ同じです。
使い方・例文
「硝煙弾雨」は、実際の戦場や、それに匹敵するほど過酷な状況を表す場面で使われます。
- 祖父は硝煙弾雨の中を生き延び、戦後は多くを語らなかった。
- 硝煙弾雨とまではいかないが、決算期の現場はそれに近い忙しさだった。
類義語・関連語
「硝煙弾雨」と同じように、激しい戦闘の様子を表す言葉に、次のようなものがあります。
意味はほぼ同じで、煙を表す語だけが異なります。
- 砲煙弾雨(ほうえんだんう):
大砲の煙が立ちこめ、弾丸が雨のように飛び交う、激しい戦場の様子。
「硝煙弾雨」と「砲煙弾雨」の違い
「硝煙」と「砲煙」は、指す煙の範囲が異なります。
硝煙は火薬が発火して出る煙を指すのに対し、砲煙は大砲を撃ったときに出る煙を指します。
| 語句 | 煙が指すもの |
|---|---|
| 硝煙弾雨 (しょうえんだんう) | 火薬が発火して出る煙 |
| 砲煙弾雨 (ほうえんだんう) | 大砲を撃ったときの煙 |
対義語
「硝煙弾雨」と正面から対立する、穏やかで何事もない様子を表す言葉には、以下のようなものがあります。
- 太平無事(たいへいぶじ):
世の中が穏やかに治まり、事件などが起こらないこと。
英語表現
the heat of battle
戦闘の最も激しい場面を指す表現。
He was wounded in the heat of battle.
(彼は激しい戦闘の最中に負傷した。)









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