意味
「少壮気鋭(しょうそうきえい)」とは、年若くあふれる活力と、鋭さを帯びた意気込みを併せ持つことを表す四字熟語です。
これから活躍が期待される、勢いのある若手を評する場面で使われる言葉です。
- 少壮(しょうそう):年が若く、血気盛んなこと。
- 気鋭(きえい):意気込みが鋭く優れていること。
語源・由来
「少壮気鋭」は、もともと別々に使われていた「少壮」と「気鋭」という二つの二字熟語を組み合わせて作られた四字熟語です。
人の年齢や体力の状態を表す言葉と、気性の鋭さを表す言葉を並べることで、一人の人物像を一語で描き出す構成になっています。
使い方・例文
- 彼は少壮気鋭の研究者として、業界で注目を集めている。
- この会社は少壮気鋭の若手社員が多く、活気にあふれている。
類義語・関連語
この言葉と同様に、将来性のある若者を評する言葉には、以下のようなものがあります。
- 新進気鋭(しんしんきえい):
ある分野に新しく現れ、勢いが盛んなこと。 - 少壮有為(しょうそうゆうい):
年が若く、実力や才能があり将来が期待されること。
「少壮気鋭」と類義語の違い
どちらも将来性のある若者を評する言葉ですが、何に重心を置くかが異なります。
| 語句 | 重心 | 年齢の限定 |
|---|---|---|
| 少壮気鋭 (しょうそうきえい) | 若さと、意気込みの鋭さ | 若い人に限る |
| 新進気鋭 (しんしんきえい) | 分野での新しさと勢い | 問わない |
| 少壮有為 (しょうそうゆうい) | 若さと、実力・将来性 | 若い人に限る |
「鋭」はもと刃物の切れ味
「少壮気鋭」を形づくる「気鋭」の「鋭」は、よく切れること、先がとがっていることを表す漢字です。
そこから、さとくすばやいという意味にも広がり、「鋭敏」「気鋭」「新鋭」「精鋭」のように、人の気力や能力を表す語に使われています。
「気鋭」は意気込みが鋭いことを表し、「気鋭の研究者」のように、気力にあふれた人物を評する言い回しに使われます。
同じ発想の転用は「切れ者」にも見られ、刃物がよく切れる様子を表す「切れる」が、頭の回転が速く仕事のできる人を指す言葉としても使われています。









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