意味
「綱紀粛正(こうきしゅくせい)」とは、国の規律を整え、政治や役人の不正を厳しく正すという意味です。
国や政治に限らず、一般に組織の規律を正す意味でも使います。
- 綱紀(こうき):国を治めるうえでの規律。
- 粛正(しゅくせい):厳しく取り締まって不正を除くこと。
語源・由来
この言葉は、「綱紀」と「粛正」を組み合わせた四字熟語です。
「綱紀」はもともと大綱(= 太いつな)と小綱(= 細いつな)のことで、そこから国家を治めるうえでの規律を指します。
使い方・例文
「綱紀粛正する」の形で、動詞としても使います。
- 不祥事が続いたため、市役所は職員の綱紀粛正を徹底すると発表した。
- 新しく着任した校長は、まず教職員の綱紀粛正に取り組んだ。
- 経費の不正な使い道が見つかり、会社は全社員に綱紀粛正を呼びかけた。
「粛清」との書き分け
「しゅくせい」と読む語には「粛清」もあり、「綱紀粛清」と書かれた例も見られます。
ただし「粛清」は、厳しく取り締まって不正なものを除くという意味のほかに、特に独裁的な政党などが反対派を追放するという意味で使われる語です。
規律を正すという意味では「綱紀粛正」と書きます。


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