慣用句
途方に暮れる
(とほうにくれる)手段や方法が何も見つからず、どうしたらよいか分からなくなって困り果てること。
ことば
意味
「途方に暮れる(とほうにくれる)」とは、打つ手がなくなり、どうすればよいか分からなくなるという意味です。
困り果てて、ぼんやりしてしまうありさまも表します。
語源・由来
この言葉の「途方」は、もとは進む方角のことで、そこから手段や手立ての意味になりました。
「暮れる」は「思案に暮れる」と同じく、どうすればよいか見通しが立たなくなる意味です。
使い方・例文
「途方に暮れる」の形で使い、「方途に暮れる」とは言いません。
- 終電を逃したうえに財布も忘れ、駅前で途方に暮れた。
- 開いたばかりの店が台風で水につかり、彼女はしばらく途方に暮れていた。
類義語・関連語
- 途方を失う(とほうをうしなう):
手立てに迷い、どうしてよいか分からなくなること。意味はほぼ同じ。
- 頭を抱える(あたまをかかえる):
心配や悩みを抱え、どう手を打てばよいか分からなくなった状態。
- 思案に暮れる(しあんにくれる):
迷ってしまい、考えがまとまらないようす。「途方に暮れる」は手段が尽きた状態をいい、こちらは考えが定まらない状態をいう。
- 五里霧中(ごりむちゅう):
物事の様子がつかめず、判断に迷うこと。手段が尽きたことではなく、先の見えなさに重きがある。
- 思案投首(しあんなげくび):
うまい考えが出てこないまま、首をかしげて思い悩むありさま。
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