慣用句

今は昔

(いまはむかし)

今ではもう昔のことだが、という意で、説話や物語の語り出しに置く決まり文句。転じて、すっかり過去の話であることをいう。


6文字の言葉 / 「い」から始まる言葉
今は昔 ことば
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意味

「今は昔(いまはむかし)」とは、今から振り返ればもう昔のことだがという意味で、昔話や物語を語り始めるときに置かれた決まり文句です。
転じて、ある出来事がすっかり過去の話になっていることを表し、「〜は今は昔の話だ」の形でも使います。

語源・由来

この言葉は、古い説話や物語の冒頭に用いられた句です。
平安時代後期の説話集『今昔こんじゃく物語集』は、収める千を超える話が「今は昔」で始まることから、その名が付きました。
また、「今」を語り手のいる時点と見て「今から見れば昔のこと」と解く説と、話の中の時点を「今」として語り出していると解く説があります。

使い方・例文

「昔とは違って今は」という意味で、「今は昔、だれもがスマートフォンを持っている」のように使うのは誤りです。

  • 祖母はいつも「今は昔、山のふもとに一人の木こりが住んでおった」と話を始めた。
  • 駅前に映画館が三軒も並んでいたのは、もう今は昔の話だ。
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