意味
「物議を醸す(ぶつぎをかもす)」とは、世の中の人々があれこれと議論するきっかけを作るという意味です。
「物議を起こす」ともいいます。
- 物議(ぶつぎ):世間の取りざた。うわさ。
- 醸す(かもす):ある事態を生み出すこと。
使い方・例文
- 新しい校則の案が、保護者の間で物議を醸している。
- 終了間際の審判の判定が物議を醸し、試合後も議論が続いた。
類義語・関連語
- 一石を投じる(いっせきをとうじる):
反響を呼ぶような問題を投げかけること。
「物議を醸す」が世間の論議を引き起こすことをいうのに対し、論議のもとになる問題を出す行いのほうをいう。
使うときの注意
文化庁が平成23年度に行った「国語に関する世論調査」によると、本来の言い方とされてきた「物議を醸す」を使う人が58.0%、「物議を呼ぶ」を使う人が21.7%でした。
「物議を呼ぶ」は「論議を呼ぶ」と混ざった言い方で、本来の形ではありません。
また、「論議を醸す」「物議を醸し出す」は誤りです。
「醸し出す」は、雰囲気などをそれとなく作り出すときに使う言葉です。










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