二字熟語 故事成語

木鐸

(ぼくたく)

世の中の人々に正しい道を説き、目を覚まさせる指導者。もとは古代中国で法令を知らせるのに鳴らした、木の舌のある鈴。


4文字の言葉 / 「ほ・ぼ・ぽ」から始まる言葉
木鐸 ことば
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意味

「木鐸(ぼくたく)」とは、人々の目を開かせ、世の中を正しい方向へ導く人をいいます。
「社会の木鐸」の形でも使います。

もとは、古代中国で法令などを人民に知らせるときに振り鳴らした大きな鈴のことです。
金属の鈴に、木で作った舌(= 鈴の中に下がっている振り子)がついています。

語源・由来

人を指す意味は、『論語』にある話から生まれました。
諸国を旅していた孔子こうしに面会した関所の役人が、弟子たちに向かって、世の中から正しい道が失われて久しいが、天は先生を木鐸ぼくたくにしようとしているのだ、と語ったという話です。
ここから、人々を教え導く人を木鐸ぼくたくと呼ぶようになりました。

上に模様入りの柄がつき、裾の広がった鈴の線画。鈴の胴に縦書きの漢文が5行あり、右上に「金鐸木鐸圖」とある
清代の類書『古今図書集成』の「金鐸木鐸図」。鈴はどちらも金属で作り、舌が木なら木鐸、金属なら金鐸と呼ぶと図の中に書かれている

使い方・例文

  • 新聞は社会の木鐸ぼくたくであれ、と入社したときに先輩から言われた。
  • 古代中国では、役人が木鐸ぼくたくを振り鳴らして法令を人々に知らせた。
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