慣用句 故事成語

先鞭をつける

(せんべんをつける)

人より先に物事に取りかかること。晋の劉琨が、友人の祖逖に先を越されるのを恐れた故事から。


8文字の言葉 / 「せ・ぜ」から始まる言葉
先鞭をつける ことば
スポンサーリンク

意味

「先鞭をつける(せんべんをつける)」とは、ほかの人に先がけて物事に手をつけるという意味です。

  • 先鞭(せんべん):人より先に馬に鞭むちを打つこと。

語源・由来

この言葉は、中国の歴史書『晋書しんじょ』の劉琨りゅうこん伝にある話から出ています。
晋の武将の劉琨りゅうこんは、友人で張り合う間柄だった祖逖そてきが取り立てられたと聞き、親しい人にあてた手紙で、祖逖そてきが自分より先に馬に鞭むちを打って戦いに出るのをいつも恐れている、と書きました。
人より先に馬を走らせて手柄を立てる意味から、人に先んじて物事に取りかかるたとえになりました。

使い方・例文

  • この町は、空き家を使った移住の支援で、ほかの自治体に先鞭をつけた。
  • 彼女の研究が先鞭をつけ、この分野には若い研究者が次々に集まった。

類義語・関連語

  • 嚆矢(こうし):
    物事の始まりや、最初のもの。人より先に取りかかる行いを言う「先鞭をつける」に対し、始まりとなった最初の例そのものを指す名詞。
スポンサーリンク

コメント

URLをコピーしました