望外の喜び

『望外の喜び』の文字サムネイル 個別解説
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期待していた範囲をはるかに超える結果に、思わず言葉を失う。
そんな予想外の嬉しさを表すのが、「望外の喜び」(ぼうがいのよろこび)です。

意味

「望外の喜び」とは、思いがけない、望んでいた以上の喜びという意味です。

自分が期待していた範囲をはるかに超えた良い結果が訪れたときの、驚きを伴った喜びを表します。
予想もしていなかった評価や、想像以上の成果を得た場面など、フォーマルな挨拶や文章でも使われる表現です。

  • (のぞむ):願う、期待すること。
  • (がい):範囲の外側。

語源・由来

「望外の喜び」は、「望外」という言葉に「喜び」が続いてできた表現です。

「望外」は文字通り「望むことの外」、つまり自分が期待していた範囲を超えているという意味を持ちます。
「望外」という言葉自体は古くから文献に見られるとされ、期待や予想をはるかに上回る良いことが起きたときの心情を表す言葉として、書き言葉や改まった場面を中心に使われてきました。

使い方・例文

「望外の喜び」は、期待をはるかに超えた良い結果に恵まれた場面で使われます。

  • 賞をいただけるとは、まさに望外の喜びです。
  • 多くの方にご来場いただき、望外の喜びを感じております。
  • 想定以上の売上を記録し、社員一同望外の喜びを味わった。

類義語・関連語

「望外の喜び」と同様に、予想を超えた喜びを表す言葉には、以下のようなものがあります。

  • 思いがけない喜び
    予想していなかった嬉しい出来事。
  • 冥利に尽きる(みょうりにつきる):
    その立場にある者として、これ以上の幸せはないと感じること。

英語表現

beyond one’s wildest dreams

想像していた以上、期待をはるかに超える結果を表す表現。

The result was beyond my wildest dreams.
(その結果は、まさに望外の喜びだった。)

期待値の低さが喜びを大きくする

「望外の喜び」が表す感情の強さは、結果そのものの大きさだけでなく、事前に抱いていた期待との差によって決まります。
行動経済学では、人の満足度は絶対的な結果よりも、あらかじめ設定した基準点との比較によって左右されることが知られており、期待していなかった分だけ、同じ結果でも喜びは大きく感じられます。

「望外の喜び」という言葉が挨拶文でよく使われるのも、謙遜して低い期待値を示しつつ、実際の喜びの大きさを強調できる、効果的な言い回しだからだといえます。

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