その他 慣用句

桜咲く

(さくらさく)

受験や試験に合格すること。もともとは合格の知らせを短い文字数で伝えるための電報の決まり文句。


5文字の言葉さ・ざ」から始まる言葉
桜咲く ことば
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意味

桜咲くとは、目指していた学校の試験に受かることという意味です。
発祥は、遠方にいる受験生仲間へ合否を安く速く知らせるために考え出された、電報用の合言葉でした。

  • (さくら):入学式の頃に咲く花。
  • 咲く(さく):花が開くこと。転じてめでたいことが実る意。

語源・由来

1956年(昭和31年)、早稲田大学の学生が地方から受験に来た仲間へ合格発表の結果を伝えるため、電報の文字数を抑える目的で考案した文言が始まりとされています。
合格の場合は「サクラサク」、不合格の場合は「サクラチル」という決まり文句が使われました。
桜が大学の入学式の時期に咲くことから、この言葉が選ばれたと考えられています。
この慣習は他の大学にも広がり、北海道大学の「エルムハマネク」や東北大学の「アオバモユル」など、大学ごとに独自の合格電文が作られるようになりました。

使い方・例文

桜咲くは、受験や資格試験などに合格した喜びを伝える場面で使われます。

  • 合格発表の掲示板の前で桜咲くの一言に涙があふれた。
  • 家族全員で桜咲くの知らせを待ちわびた。
  • 三年越しの挑戦が、ついに桜咲く結果となった。

対義語

桜咲くとは反対の結果を表す言葉には、以下のようなものがあります。

  • サクラチル
    試験に不合格になること。

英語表現

桜咲くと近いニュアンスを持つ英語表現には、以下のようなものがあります。

Pass with flying colors

直訳は「勝利の旗を掲げて通過する」。
試験や勝負に非常に良い成績で成功する場面で使われる表現。

She passed the exam with flying colors.
(彼女は見事な成績で試験に合格した。)

電報からSNSへ、変わる合格の伝え方

「サクラサク」が生まれた昭和30年代、電報は遠方の家族や友人へ急ぎの知らせを届ける貴重な通信手段でした。
電報は文字数に応じて料金が変わるため、短い言葉で用件を伝える工夫が求められました。
現在ではLINEやSNSで合格の報告が一瞬で届く時代になりましたが、大学によっては今も合格発表当日に祝電サービスを行っているところがあります。

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