慣用句

一花咲かせる

(ひとはなさかせる)

一時的にせよ大きな成功を収め、華々しい活躍をすること。


8文字の言葉ひ・び・ぴ」から始まる言葉
一花咲かせる ことば
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意味

「一花咲かせる」とは、たとえ一時であっても、目覚ましい成功を収めて華やかに活躍することを意味します。
「もう一度」「最後に」という意気込みを含むことが多く、挑戦する人への応援や、当人の決意を語る場面で前向きに使われます。

  • 一花(ひとはな):一度だけ咲く花、一時の栄華のたとえ。
  • 咲かせる(さかせる):花を開かせる、成功させる。

語源・由来

「一花咲かせる」は、桜や梅などの花が限られた期間だけ美しく咲き誇る様子を、人の人生における一時の栄光になぞらえた表現です。
花はいつまでも咲き続けるわけではなく、決まった時期に精いっぱい咲くことから、人生の中で一度だけでも大きな成果を上げることの例えとして使われるようになりました。
特定の書物による初出は定まっていませんが、勝負事や芸事の世界を中心に古くから使われてきた言い回しとされています。

使い方・例文

「一花咲かせる」は、挑戦への意気込みや、実際に大きな成功を収めた場面で使われます。

  • 定年後に起業して、もう一花咲かせるつもりだ。
  • 引退前に最後の一花咲かせたいと選手は語った。
  • 地方から上京し、芸能界で一花咲かせた

類義語・関連語

「一花咲かせる」と同様に、大きな成功や活躍を表す言葉には以下のようなものがあります。

  • 一旗揚げる(ひとはたあげる):新しく事業などを起こして成功を目指す様子。
  • 名を上げる(なをあげる):功績によって世間に評判が広まる様子。

「花」が成功の比喩に選ばれ続ける理由

日本語には、成功や名誉を語る際に「花」を使う表現が数多く存在します。
晴れの舞台を意味する「花形」、引退の場面を飾る「花道」、功績を人に譲る「花を持たせる」など、いずれも植物としての花ではなく、人生の中の輝かしい瞬間を指す言葉として使われています。
短い期間だけ美しく咲き、やがて散っていく花の性質が、永遠には続かない人の栄光や活躍の時期と重ねやすかったことが、この比喩が広く定着した一因と考えられています。

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