四字熟語

半上半下

(はんじょうはんげ)

どちらともつかず、あいまいなこと。


8文字の言葉は・ば・ぱ」から始まる言葉
半上半下 ことば
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意味

「半上半下」は、「半ば上」と「半ば下」を並べて、上とも下とも決まらない位置にたとえた四字熟語です。
そこから、態度や物事がどっちつかずではっきりしないありさまを指します。

  • 半上(はんじょう):なかば上にあること。
  • 半下(はんげ):なかば下にあること。

語源・由来

「半上半下」は、「半上落下」(はんじょうらっか)という言葉と同じ意味で使われてきました。
「半上落下」は、南宋の朱熹しゅきの講義をまとめた『朱子語類』に出てきます。
巻八には「浮浮沈沈、半上落下」と並べて、そうしたやり方では事が成らないと述べる箇所があります。
上とも下とも定まらない位置を「半」の字で言い表す点は、「半上半下」も同じです。

使い方・例文

「半上半下」は、態度や結論がどちらとも決まらない様子を述べる場面で使われます。

  • 議論は半上半下のまま終わり、結論は次回に持ち越された。
  • 彼の返事はいつも半上半下で、賛成なのか反対なのか読めない。
  • 半上半下の覚悟では、この仕事を最後までやり通せない。

類義語・関連語

「半上半下」と同じように、決まりきらない状態を表す言葉には以下のようなものがあります。

  • 半上落下(はんじょうらっか):
    あいまいで、はっきりしないこと。
  • 中途半端(ちゅうとはんぱ):
    物事が仕上がらず、態度や決意も徹底しないこと。
  • 優柔不断(ゆうじゅうふだん):
    物事をなかなか決められず、態度がはっきりしないこと。
  • 曖昧模糊(あいまいもこ):
    内容や実態がぼんやりして、とらえどころのないさま。

「半上半下」と類義語の違い

どれも決まりきらない様子を表すため混同しやすいのですが、目を向けている先が違います。
「半上半下」と「半上落下」は頭の二字が同じで意味もほぼ重なり、「中途半端」は仕上がりの度合いを、「優柔不断」は決めきれない人の性質を指します。

語句指しているもの主に向けられる相手
半上半下
(はんじょうはんげ)
どちらにも寄りきらない状態態度・物事
半上落下
(はんじょうらっか)
どちらにも寄りきらない状態態度・物事
中途半端
(ちゅうとはんぱ)
やりかけで終わった度合い仕事・物事
優柔不断
(ゆうじゅうふだん)
決めきれない性質

対義語

「半上半下」とは逆に、立場がはっきり定まっていることを表す言葉があります。

  • 旗幟鮮明(きしせんめい):
    立場や主張がはっきりしていること。

英語表現

sit on the fence

柵の上に腰かけてどちら側にも降りない様子から、賛成とも反対とも決めずにいることを表す言い方。

He always sits on the fence when the team has to make a decision.
(彼はチームが決断を迫られると、いつもどっちつかずの構えでいます。)

「半」を二つ重ねる四字熟語

「半上半下」は、「半」の字を二度使って言葉を並べる形の四字熟語です。
同じ形の言葉には、なかば信じてなかば疑う「半信半疑」、今にも死にそうな状態をいう「半死半生」、政府と民間が共同で出資する「半官半民」があります。
このうち「半信半疑」は、「半上半下」と同じく二つの状態のどちらにも寄りきらない様子を表します。
「半官半民」は官と民が半分ずつ混じった状態を、「半死半生」は死に傾いた状態を指しており、同じ形でも表す内容は分かれています。

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