意味
「息を抜く(いきをぬく)」とは、張りつめていた緊張を少しの間ゆるめて、ひと休みするという意味です。
完全にやめてしまうのではなく、あくまで一区切りとして力を抜き、また続けることを前提にした休み方を指します。
使い方・例文
「息を抜く」は、忙しさや緊張が続く中で、一時的に力を抜いて休む場面で使われます。
- 繁忙期でも、たまには息を抜く時間を作ったほうがいい。
- 決勝戦を控え、選手たちは前日だけ息を抜いた。
英語表現
take a breather
直訳は「一息つく」で、緊張や作業を一時的に中断して休息をとることを表す言い回し。
Let’s take a breather before we tackle the next task.
(次の作業に取りかかる前に息を抜こう。)
明治の用例は「蒸気」を抜く
「息を抜く」の早い時期の用例は、明治時代の木下尚江の長編小説『良人の自白』(1904〜06年)に見られます。
裁判官たちがうんざりした様子で制帽を脱ぎ、「蒸気を抜いている」という場面です。
ここでは「息」の字ではなく「蒸気」の字を当てて、「いき」と読ませています。









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