意味
「万古不磨(ばんこふま)」とは、どれほど長い年月が過ぎても、その価値や輝きが少しもすり減らず残り続けるという意味です。
物そのものよりも、功績や名声、教えなど、目に見えないものがいつまでも色あせないことを称える場面で使われます。
- 万古(ばんこ):遠い昔から今に至る、長い年月。
- 不磨(ふま):すり減らないこと。
語源・由来
「万古不磨」は、いつまでもすり減らず消えないことを表す四字熟語で、中国では南宋の文人の文章に用例が出てきます。
石や金属がどれほど長い年月をかけてもすり減らないという情景を、功績や教えが時代を超えて色あせないことにたとえています。
使い方・例文
「万古不磨」は、功績や教えなどが長い年月を経ても価値を失わない様子を称える場面で使われます。
- その研究者の功績は万古不磨のものとして語り継がれるだろう。
- 先人が残した教えは、今も万古不磨の輝きを保っている。
類義語・関連語
この言葉と同じ意味を持つ四字熟語には、以下のようなものがあります。
- 千古不磨(せんこふま):
「万古不磨」とほぼ同じ意味を持つ、いつまでもすり減らないことを表す言い方。
英語表現
stand the test of time
直訳は「時の試練に耐える」で、長い年月を経ても価値や輝きを失わないことを表す言い回し。
Great works of art stand the test of time.
(偉大な芸術作品は万古不磨である。)
明治憲法の呼び名は「不磨の大典」
「万古不磨」の「不磨」は、大日本帝国憲法(明治憲法)の呼び名にも使われました。
1889(明治22)年2月11日、憲法の発布にあたって出された勅語に「此の不磨の大典を宣布す」という一文があります。
この一文から、明治憲法は「不磨の大典」と呼ばれるようになりました。
いつまでもすり減らない大事なおきて、というほどの意味です。
この呼び名は、何十年も手直しされないままの大切な法律や決まりごとを指して使うこともあります。









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