意味
「目が利く(めがきく)」とは、物の良し悪しを的確に見分ける力があるという意味です。
「骨董品に目が利く」のように、見分ける対象を「〜に」で示して使います。
このほか、監督が行き届いている、という意味もあります。
語源・由来
この言葉は、「目」に物を見分ける働き、「利く」に十分に機能するという意味を組み合わせてできた言い回しです。
「利く」は「鼻が利く」「気が利く」のように、体の働きや心の働きが十分であることを表す言葉として、ほかの言い回しにも使われています。
使い方・例文
- 骨董品に目が利く祖父は、一目で贋作を見抜いてしまう。
- この店主は魚に目が利くと、近所でも評判だ。
- 彼女は生地に目が利くので、いつも質のよい服を選ぶ。
類義語・関連語
「目が利く」は、見分ける力の優れていることを表す点で、次の語と意味が近くなります。
- 目利き(めきき):
物の価値や良し悪しを見分ける力、またはそれに優れた人のこと。 - 目が高い(めがたかい):
良いものを見分ける優れた鑑識眼を持っていること。
「目が利く」と「目が高い」の違い
どちらも見分ける力が優れていることを表す、意味の近い言い回しです。
「目が利く」は良し悪しを見分ける力を言い、監督が行き届いているという意味もあります。
「目が高い」は良いものを見分ける力を言い、「その茶碗を選ぶとは、お目が高いですね」のように、良いものを選んだ相手をほめるときに使われます。
| 語句 | 意味 |
|---|---|
| 目が利く (めがきく) | 良し悪しを見分ける力がある。監督が行き届く意味もある |
| 目が高い (めがたかい) | 良いものを見分ける力がある。良いものを選んだ相手をほめるときに使う |
英語表現
have an eye for
物の価値や良し悪しをすぐに見分ける力があること。
My grandfather has an eye for antiques.
(祖父は骨董品に目が利く。)



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