意味
「寒気凛冽(かんきりんれつ)」とは、寒さが極めてきびしいという意味です。
「寒気」と「凛冽」を重ねた四字熟語で、「凛冽」は「凜冽」とも書きます。
- 寒気(かんき):寒さ。冷たい空気。
- 凛冽(りんれつ):寒さがきびしいさま。
語源・由来
唐の詩人の李白が天子の狩りを詠んだ「大獵賦」(= 賦は韻文の一種)には、冬の寒さを描いた次の一節があります。
若乃嚴冬慘切,寒氣凜冽;不周來風,元冥掌雪。
(冬はむごいほど厳しく、寒さはきびしく冷たい。不周の風が吹き寄せ、冬の神が雪をつかさどる。)
使い方・例文
- 寒気凛冽たる朝、港の漁船はどれも白く凍りついていた。
- 山小屋を出ると寒気凛冽として、吐く息がたちまち白くなった。
- 真冬の夜警は、寒気凛冽のなかで二時間おきに見回りを続けた。
寒気凛冽の「凛」は寒さ、勇気凛々の「凛」はりりしさ
「凛」の字を重ねた「凜凜(りんりん)」には、寒さがきびしく身にしみるさまと、勇ましくりりしいさまの二つの意味があります。
「寒気凛冽」の「凛」は、寒さのほうの意味で使われています。
「勇気凛々」の「凛々」は、りりしく勇ましいほうの意味で使われています。

コメント