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民は之に由らしむべし之を知らしむべからず

(たみはこれによらしむべしこれをしらしむべからず)

民衆は政治に従わせられても、そのわけまで分からせるのは容易でないということ。

異形:由らしむべし知らしむべからず/民は由らしむべし知らしむべからず

23文字の言葉 / 「た・だ」から始まる言葉
民は之に由らしむべし之を知らしむべからず ことば
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意味

「民は之に由らしむべし之を知らしむべからず(たみはこれによらしむべしこれをしらしむべからず)」とは、人民を政治に従わせることはできても、その道理まで理解させるのは難しいという意味です。
そこから転じて、政治を行う人は人民を従わせればよく、方針のわけを説明する必要はないという意味でも使われます。
短く「由らしむべし知らしむべからず」ともいいます。

  • 由らしむ(よらしむ):従わせること。
  • 知らしむ(しらしむ):理解させること。

語源・由来

この言葉は、『論語』泰伯たいはく篇にある、孔子の次の言葉が由来です。

子曰:「民可使由之,不可使知之。」
(孔子が言った。「人民は従わせることはできるが、その道理を分からせることは難しい」)

使い方・例文

  • 授業で民は之に由らしむべし之を知らしむべからずの「べし」の読み方を習った。
  • 説明しない会長に「由らしむべし知らしむべからずでは困る」と副会長が言った。

「民は之に由らしむべし」の「べし」は二通りに読まれる

原典の『論語』では、「べし」を「〜できる」という可能の意味に読むのが正しいとされています。
一方、日本のことわざとしては、「べし」を「〜すべきだ」という当然の意味に取る読み方が広く通用しています。
孔子の言葉として引くときは、「従わせることはできても、わけを理解させるのは難しい」という意味に取るのが原典に沿っています。

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