慣用句

烙印を押される

(らくいんをおされる)

ぬぐい去れない汚名を受ける。周囲から悪く決めつけられる。


9文字の言葉 / 「ら」から始まる言葉
烙印を押される ことば
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意味

「烙印を押される(らくいんをおされる)」とは、消すことのできない汚名を受けるという意味です。
周りの人から、そういう人だと決めつけられるという意味でも使います。

  • 烙印(らくいん):熱した鉄の印を押しあてた跡。焼き印。

語源・由来

烙印らくいんとは、鉄製の印を焼いて物に押しあてることや、その跡をいいます。
刑罰として、罪人の額などに押すこともありました。
この言葉は、その烙印らくいんを押されることを、汚名を受けることにたとえた言い方です。

使い方・例文

「〜の烙印らくいんを押される」の形で、どんな汚名かを前に置きます。
決めつける側から言うときは「烙印らくいんを押す」の形になります。

  • 一度の検査不正で、その工場は品質を偽る会社という烙印らくいんを押された。
  • 初戦で大敗した監督は、早くも采配が下手だという烙印らくいんを押された。
  • たった一回のミスで、部下に無能の烙印らくいんを押すのはやめるべきだ。
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類義語・関連語

人や物事を一方的に悪く決めつけるという点で、次の語が近い意味です。

  • 極印を押される(ごくいんをおされる):
    そうだと決めつけられること。「烙印を押される」とほぼ同じ意味。
  • レッテルを貼られる(れってるをはられる):
    一方的・断定的に評価をつけられること。

「烙印を押される」と類義語の違い

三つとも、周りから一方的に決めつけられるという意味で使えます。
違いは、「烙印らくいんを押される」がぬぐい去ることのできない汚名を受けるという意味を持つのに対し、「レッテルを貼られる」は人物などに一方的な評価をつけられることを広くいう点です。

日本の律令に焼き印の刑は無かった

烙印らくいんは、焼印・焼判・火印とも呼ばれ、公に示すため、または刑罰として、熱した金属を人や獣の体に押すものです。
日本の律令は隋・唐の刑罰の仕組みにならい、体に傷を加える刑を用いなかったため、刑罰としての焼き印は行われませんでした。

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