ことわざ

悪女の深情け

(あくじょのふかなさけ)

器量の劣る女性が見せる、重すぎる愛情。転じて、ありがた迷惑のたとえ。


10文字の言葉 / 「あ」から始まる言葉
悪女の深情け ことば
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意味

「悪女の深情け(あくじょのふかなさけ)」とは、容貌ようぼうの劣る女性が、好きになった相手に度を越した愛情をかけることという意味です。
美人より器量のよくない女性のほうが情が深い、という意味もあります。
転じて、ありがた迷惑のたとえにもなります。
男性の側から見た言い方で、しつこくて迷惑だがどうにもできない、という含みで使われることの多い言葉です。
男女の間に限らず、一方的にほれこんだ相手を、いつまでも放さないことのたとえにも使います。

  • 悪女(あくじょ):容貌の劣る女性。
  • 深情け(ふかなさけ):深い愛情。

語源・由来

この言葉は、「悪女」と「深情け」を組み合わせた言い回しです。
「情が深い」ことは本来よい点のはずですが、相手が望んでいない場合は重荷になる、という皮肉がこめられています。

使い方・例文

男女関係に限らず、頼んでいない親切や熱意を向けられて困る場面にも使えます。
ただし、人を指して言うと失礼になるため、自分の経験を振り返るときなどに使うのが無難です。

  • 頼んでもいないのに資料を何十枚も作ってくれて、まさに悪女の深情けで、ありがたいやら困るやらだ。
  • 毎日届く長いメッセージに、悪女の深情けという言葉が頭をよぎった。
  • 熱心すぎる応援も、受け取る側には悪女の深情けになることがある。

悪女の深情けを使うときの注意

この言葉は、女性の容貌が劣ることを前提にしています。
外見を理由に女性を見下す考え方が土台にあるため、実在の人に向けて使うと、相手を深く傷つけます。

使うなら、文学作品の場面を読み解くときや、自分の経験を振り返るときなど、特定の人を指さない文脈にとどめます。
日常の会話で重すぎる好意への困惑を言いたいときは、「ありがた迷惑」「行き過ぎた好意」と言い換えられます。

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