ことわざ 故事成語

皇天親無く惟徳を是輔く

(こうてんしんなくただとくをこれたすく)

天は公平で、えこひいきをせず、徳を行う者だけに味方するということ。


18文字の言葉 / 「こ・ご」から始まる言葉
皇天親無く惟徳を是輔く ことば
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意味

「皇天親無く惟徳を是輔く(こうてんしんなくただとくをこれたすく)」とは、天はだれか一人に肩入れすることがなく、徳を行う人だけを助けるという意味です。

  • 皇天(こうてん):天を敬っていう語。
  • 親無く(しんなく):ある人だけに親しむことがない。
  • 輔く(たすく):助ける。

語源・由来

この言葉は、中国の古典『書経』の一節です。
周の王が蔡仲さいちゅうという人物を東方の領地の君主に任じるときに告げた言葉の中にあります。
すぐあとには、民の心は一定せず、恵み深い者になついて従う、という句が続きます。

使い方・例文

  • 皇天親無く惟徳を是輔くというから、家柄を誇るより行いを正すほうが大事だ。
  • 祖母は「皇天親無く惟徳を是輔く」と言い、見返りを求めずに近所の世話を続けた。

類義語・関連語

  • 天は自ら助くる者を助く(てんはみずからたすくるものをたすく):
    人に頼らず自分で努力する者を、天は助けるということ。天が助ける相手を「自ら努力する者」とし、「徳を行う者」とする「皇天親無く惟徳を是輔く」とはそこが違う。
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