意味
「不偏不党(ふへんふとう)」とは、どの党派や主義にも肩入れせず、公平で中立な立場に立つことをいいます。
「無偏無党」ともいいます。
- 偏(へん):一方にかたよること。
- 党(とう):仲間を組むこと。
語源・由来
この言葉は、古代中国の思想書『墨子』に出てきます。
周の時代の詩を引いて、王の行う正しい政治は一方にかたよらず、仲間びいきもしないとたたえる一節です。
同じく古代中国の書物『呂氏春秋』でも、士(=学識と徳を備えた人物)のあるべき姿を説く篇の冒頭に「不偏不党」の語が出てきます。
使い方・例文
「不偏不党の立場」「不偏不党に徹する」のように、「の」「に」を続けて使います。
- 公共放送には、不偏不党の姿勢で選挙を報じることが求められる。
- 議長は不偏不党の立場から、与党と野党の発言時間をそろえた。
類義語・関連語
- 中立(ちゅうりつ):
争う両者のどちらにも味方せず、間に立つこと。 - 中正(ちゅうせい):
かたよりがなく、公正なこと。 - 公平無私(こうへいむし):
個人の感情や利益をまじえず、公正に物事を行うこと。党派や主義にかたよらない「不偏不党」に対し、私心の無さに重きを置く言葉。









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