意味
「良い花は後から(よいはなはあとから)」は、本当に優れたものは、時間をかけなければできないという意味です。
早く咲く花よりも、後から時間をかけて咲く花の方が立派であるという様子から、物事の成就や人の才能の開花には相応の時間がかかることを指します。
語源・由来
早く咲く花よりも、後から時間をかけて咲く花の方が立派であるという、自然の摂理が由来です。
植物が時間をかけて栄養を蓄え、大輪の花を咲かせる様子を、物事の成果や人間の成長に重ね合わせています。
使い方・例文
「良い花は後から」は、時間をかけて物事に取り組む場面や、すぐには結果が出ない人を励ます場面で使われます。
- 焦って結論を出さず、良い花は後からと信じて研究を続ける。
- 今は補欠だが、良い花は後からと言うように彼は必ず活躍する。
類義語・関連語
- 大器晩成(たいきばんせい):
偉大な人物は、大成するまでに時間がかかること。 - 待てば海路の日和あり(まてばかいろのひよりあり):
今は状況が悪くても、焦らずに待っていれば、やがて良い機会が訪れるということを指します。
対義語
「良い花は後から」と反対の意味を持つ言葉には、以下のものがあります。
- 栴檀は双葉より芳し(せんだんはふたばよりかんばし):
優れた人物は、幼い頃から非凡な才能を示すこと。
英語表現
Good things come to those who wait
意味:焦らず待つことの大切さを説くことわざです。
Keep practicing, because good things come to those who wait.
(練習を続けてください、なぜなら待つ者には良いことが訪れるからです。)
A late bloomer
意味:才能が後になって開花する人を指す表現です。
ことわざではなく名詞句として使われます。
He was a late bloomer, but eventually became a great artist.
(彼は遅咲きでしたが、最終的には偉大な芸術家になりました。)
「後から」は咲く順番のこと
「良い花は後から」の「後」は、時間の長さではなく咲く順番を指します。
先に咲いた花より、あとから咲く花のほうが立派だ、という言い方です。
似た趣旨の言い方に「大器晩成」があります。
こちらは『老子』に出てくる語で、大きな器は仕上がるのが遅い、という意味です。









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