「心機一転」「不撓不屈」「切磋琢磨」など、前向きな気持ちや姿勢を表す四字熟語を集めました。
明るさ・笑顔、希望、気持ちの切り替え・決意、前進・挑戦、くじけない心、努力の切り口で分けています。
前向きになれることわざもあわせて、読み・意味とともに紹介します。
座右の銘やスローガン、目標に使う言葉を探すときの参考にしてください。
もくじ
明るさ・笑顔を表す四字熟語
- 和気藹々(わきあいあい):
和やかな気分がその場に満ちあふれ、人々が仲良く楽しんでいる様子。 - 明朗快活(めいろうかいかつ):
性格が明るく朗らかで、元気よく生き生きとしていること。 - 意気揚々(いきようよう):
物事がうまくいき、得意げで誇らしげに振る舞うさま。 - 喜色満面(きしょくまんめん):
うれしさを顔いっぱいに表している様子。
「色」は顔色という意味。 - 破顔一笑(はがんいっしょう):
顔をほころばせて、にっこりと笑うこと。
「破顔」はほほえむこと、「一笑」は軽く笑うことをいう。 - 笑門来福(しょうもんらいふく):
笑い声の絶えない家には、おのずと幸せが訪れるという意味。
ことわざの「笑う門には福来たる」と同じ意味で使う。 - 欣喜雀躍(きんきじゃくやく):
こおどりして大喜びすること。
「欣喜」は喜ぶこと、「雀躍」は雀のように跳ね回ること。
希望・好機・明るい未来を表す四字熟語
- 順風満帆(じゅんぷうまんぱん):
物事が順調に、思いどおりに運ぶことのたとえ。
船が追い風を受け、帆をいっぱいにふくらませて進むことから。 - 前途洋々(ぜんとようよう):
これから先の人生が大きく開けていて、希望に満ちているさま。 - 大器晩成(たいきばんせい):
本当の大人物は、才能を発揮するまでに時間がかかり、のちに大成するということ。
大きな器は完成までに時間がかかることから。
『老子』にある言葉。 - 千載一遇(せんざいいちぐう):
千年に一度しかめぐりあえないほど、まれな機会。
「載」は「年」の意味で、「千載一遇の好機」のように使う。 - 一陽来復(いちようらいふく):
悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと。
もとは易の考え方で、陰がきわまった冬至に陽が初めて生じることから、冬至や陰暦十一月のことも指す。 - 雲外蒼天(うんがいそうてん):
雨雲の上には青空が広がっているように、今の苦難もやがて去り、よいことがあるというたとえ。 - 気宇壮大(きうそうだい):
心意気が大きく、度量が広く立派な様子。
「気宇」は心構え、心意気という意味。
気持ちを切り替える・決意を固める四字熟語
- 心機一転(しんきいってん):
何かをきっかけに、気持ちがすっかり変わること。
また、気持ちをすっかり入れ替えること。 - 一念発起(いちねんほっき):
それまでの考えを改め、あることを成し遂げようと決心して熱心に取り組むこと。
もとは仏教の言葉で、悟りを求める心を起こすことをいう。 - 初志貫徹(しょしかんてつ):
最初に心に決めた志を、最後まで貫き通すこと。
前へ進む・挑戦する四字熟語
- 有言実行(ゆうげんじっこう):
口にしたことを、責任をもって必ず実行すること。
「不言実行」をもじって作られた語。 - 勇猛果敢(ゆうもうかかん):
勇ましく決断力に富み、恐れずに思い切って物事を行う様子。 - 全力投球(ぜんりょくとうきゅう):
持てる力をすべて出して物事に取り組むこと。
もとは野球で、投手が全力を尽くして投げることをいう。 - 獅子奮迅(ししふんじん):
獅子が奮い立って暴れ回るように、激しい勢いで物事に取り組むさま。
「獅子奮迅の働き」のように使う。 - 勇往邁進(ゆうおうまいしん):
目標に向かって、わき目もふらず勇ましく突き進むこと。 - 意気軒昂(いきけんこう):
意気込みが盛んで、元気いっぱいな様子。 - 勇気凛々(ゆうきりんりん):
気力にあふれて心が引き締まり、意気盛んに物事に立ち向かうさま。 - 独立独歩(どくりつどっぽ):
他人に頼らず、自分で考えて判断し、自分の信じる道を進むこと。 - 完全燃焼(かんぜんねんしょう):
力を完全に出しきること。
燃料が十分な酸素を得て燃え尽きることから。 - 闘志満々(とうしまんまん):
戦おうとする強い気持ちが、満ちあふれている様子。 - 気炎万丈(きえんばんじょう):
非常に意気盛んな様子。
「気炎」は盛んな意気、「万丈」は非常に高く上がることをいう。 - 進取果敢(しんしゅかかん):
積極的に物事に取り組み、決断力と行動力に富んでいる様子。
くじけない・立ち直る四字熟語
- 七転八起(しちてんはっき):
何度失敗してもくじけず、立ち直ってどこまでもやり抜くこと。
七回転んで八回起き上がるという意味から。
「七転び八起き」ともいう。 - 不撓不屈(ふとうふくつ):
どんな困難にあっても、決して心がくじけない様子。
「不撓」はたわまないこと、「不屈」は屈しないこと。 - 起死回生(きしかいせい):
滅びかけているものや絶望的な状態のものを、再び立ち直らせること。
もとは、死にかかった病人を生き返らせるという意味。 - 臥薪嘗胆(がしんしょうたん):
目的を成し遂げるために、長い間苦労に耐え、努力を重ねること。
もとは復讐の志を忘れないために身を苦しめることで、中国の春秋時代、呉と越の争いの故事から。 - 捲土重来(けんどちょうらい):
一度失敗した者が、再び勢いを盛り返して巻き返すこと。
「けんどじゅうらい」とも読む。
唐の杜牧の詩にある言葉。 - 百折不撓(ひゃくせつふとう):
何度失敗しても、決して志を曲げない様子。 - 堅忍不抜(けんにんふばつ):
つらいことにもじっと耐え、どんな困難にも心を動かさないこと。
「堅忍」は意志が固く耐え忍ぶこと、「不抜」は固くて動じないこと。
努力を続ける四字熟語
- 一所懸命(いっしょけんめい):
命がけで物事に取り組むこと。
もとは中世の武士が、一か所の領地を命をかけて守ることをいう。
「一生懸命」はここから転じた言い方。 - 切磋琢磨(せっさたくま):
学問や技芸、人柄などを磨き上げるために努力を重ねること。
また、仲間どうしで励まし合い、競い合って向上すること。 - 日進月歩(にっしんげっぽ):
日ごと月ごとに、絶えず進歩すること。
「日進月歩の科学技術」のように使う。 - 粉骨砕身(ふんこつさいしん):
骨を粉にし、身を砕くほど、力の限り努力すること。 - 一意専心(いちいせんしん):
わき目もふらず、ひたすら一つのことに心を注ぐさま。 - 刻苦勉励(こっくべんれい):
心身を苦しめるほど苦労を重ねて、一心に努め励むこと。 - 点滴穿石(てんてきせんせき):
わずかな力でも、根気よく続ければ大きな成果をあげられるというたとえ。
「点滴石を穿つ」と同じ意味。 - 一念通天(いちねんつうてん):
固い決意で一心に励めば、その思いが天に通じて、どんな困難も成し遂げられるという教え。 - 奮励努力(ふんれいどりょく):
気力をふるい立たせ、力を尽くすこと。
「優勝をめざして奮励努力する」のように使う。 - 磨斧作針(まふさくしん):
どんなに難しいことでも、根気よく努力を続ければ必ず成し遂げられるというたとえ。
「斧を磨いて針を作る」と読む。
前向きになれることわざ
- 笑う門には福来たる(わらうかどにはふくきたる):
笑いの絶えない家には、自然と幸福が訪れるという意味。
「門」は家の出入り口で、家そのものや家族を表す。 - 失敗は成功のもと(しっぱいはせいこうのもと):
失敗しても、その原因を反省して改めれば、かえって後の成功につながる。
「失敗は成功の母」ともいう。 - 石の上にも三年(いしのうえにもさんねん):
冷たい石の上でも三年座り続ければ温まるように、つらくても辛抱強く続ければ、やがて報われるということ。 - 千里の道も一歩から(せんりのみちもいっぽから):
遠い道のりも第一歩から始まるように、どんな大事業も手近なところから始まるというたとえ。 - 雨降って地固まる(あめふってじかたまる):
もめごとなど悪いことが起こったあと、かえって基盤がしっかりして、よい状態になること。 - 思い立ったが吉日(おもいたったがきちじつ):
何かをしようと思い立ったら、その日を吉日と考えて、すぐに始めるのがよいということ。 - 人事を尽くして天命を待つ(じんじをつくしててんめいをまつ):
人としてできる限りのことをして、あとは結果を天命に任せる。 - 人間万事塞翁が馬(にんげんばんじさいおうがうま):
人生の幸不幸は移り変わりやすく、予測できないということ。
不運に見えたことが幸運につながることもあれば、その逆もある。
『淮南子』にある、国境の砦近くに住む老人の馬の話から。 - 案ずるより産むが易し(あんずるよりうむがやすし):
物事は、あれこれ心配するより実際にやってみると、案外たやすいものだという意味。 - 禍を転じて福と為す(わざわいをてんじてふくとなす):
災難に見舞われても、それを逆に利用して、幸せになるように取り計らうこと。 - 雨垂れ石を穿つ(あまだれいしをうがつ):
雨垂れが長い間に石に穴をあけるように、小さなことでも根気よく続ければ、大きなことを成し遂げられるというたとえ。
「点滴石を穿つ」ともいう。 - 良い花は後から(よいはなはあとから):
本当に優れたものは、時間をかけて後から現れるということ。




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