足がすくむ

恐怖や緊張のあまり、足がこわばって自由に動かせなくなること。 個別解説
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目の前の恐ろしいものを前に、足が地面に張りついたように動かなくなる。
そんな恐怖による硬直を表すのが、「足がすくむ」(あしがすくむ)です。

意味

「足がすくむ」とは、恐怖や緊張のあまり、足がこわばって自由に動かせなくなることという意味です。
逃げたくても体が言うことを聞かない、切迫した状況で使われます。

  • すくむ(竦む):恐れや緊張で体が縮こまり、動けなくなること。

語源・由来

「すくむ」は、恐怖や緊張によって筋肉がこわばり、体が縮こまる様子を表す古い言葉です。
恐怖で体が固まる感覚は、古くから日本語の中で言い表されてきました。

使い方・例文

「足がすくむ」は、恐怖で体がこわばり動けなくなる場面で使われます。

  • 高い崖の上に立つと、足がすくんで動けなくなった。
  • 暗闇から響く物音に、足がすくんだ
  • 大勢の視線を浴び、緊張で足がすくんだ

類義語・関連語

「足がすくむ」と同じように、恐怖で体が動かなくなる様子を表す言葉には、以下のようなものがあります。

  • 金縛りに遭う(かなしばりにあう):
    恐怖などで体が動かせなくなること。
  • 立ちすくむ(たちすくむ):
    驚きや恐怖で、その場に立ったまま動けなくなること。

英語表現

be rooted to the spot

「その場に根を張ったように動けない」という意味で、足がすくんで動けない状態を表す表現。

I was rooted to the spot with fear.
(恐怖で足がすくんで動けなかった。)

「凍りつき反応」という第三の恐怖反応

心理学では、危険に直面したときの体の反応を「闘争・逃走反応」と呼びますが、実際にはもう一つ「凍りつき反応」と呼ばれる第三の反応があるとされています。
強い恐怖や、逃げることも戦うこともできないと感じた状況では、体が動きを止めてしまうことがあり、これは外敵に見つかりにくくするための防御反応の一種と考えられています。
「足がすくむ」という表現は、この凍りつき反応を的確に言い当てた言葉だといえるでしょう。

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