慣用句

目の保養

(めのほよう)

美しいものや珍しいものを見て、心が和み楽しい気持ちになること。


5文字の言葉」から始まる言葉
目の保養 ことば
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意味

「目の保養」とは、美しいものや珍しいものを見て、心が和み楽しい気持ちになるという意味です。
実際に体を休めるわけではなく、視覚を通して気持ちが満たされることを、比喩的に「養う」と表現しています。

  • 保養(ほよう):心身を休め、健康を養うこと。

語源・由来

「保養」はもともと、心身を休めていたわり、健康を養うことを意味する言葉でした。
これに「目」を組み合わせることで、実際に体を休ませるのではなく、視覚を通して心を癒し、楽しませることを表す言葉として使われるようになったとされています。
美しいものを見ると気分が良くなったり、疲れが和らいだように感じたりする体験を、体を休める「保養」になぞらえた表現だと考えられています。

使い方・例文

「目の保養」は、美しい景色や華やかなものを見て楽しんだ場面で使われます。

  • 満開の桜並木は、まさに目の保養だった。
  • 美しい庭園を眺めて、目の保養をする。
  • 華やかな衣装の数々に目の保養をさせてもらった。

類義語・関連語

「目の保養」と同じ意味を持つ言葉に、以下のようなものがあります。

  • 眼福(がんぷく):美しいものを見る幸運という意味で、「目の保養」とほぼ同義。

英語表現

A feast for the eyes

直訳は「目にとってのごちそう」。美しい景色や華やかなものを見て、心が満たされることを表す表現。

The garden in full bloom was a feast for the eyes.
(満開の庭園はまさに目の保養だった。)

視覚が心に与える、休息という働き

「目の保養」という表現は、視覚から得た印象が、体の疲れとは別の種類の疲れを癒すことを昔から人々が経験的に知っていたことをうかがわせます。
美しいものを眺めているときの穏やかな気持ちは、忙しい日常でこわばった心をほどく時間でもあります。
スマートフォンの画面ばかりを見つめがちな現代だからこそ、意識して季節の景色や美術品に目を向け、本来の意味での「目の保養」をする時間を持つことに、あらためて価値があるのかもしれません。

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