四字熟語

容貌魁偉

(ようぼうかいい)

顔つきや体格が人並み外れて大きくたくましいこと。


7文字の言葉」から始まる言葉
容貌魁偉 ことば
スポンサーリンク

意味

「容貌魁偉」とは、顔つきや体格が人並み外れて大きくたくましく、堂々として見えることを表す四字熟語です。
体格の立派さを褒めたたえる言い方で、主に男性の外見を評する場面で使われます。

  • 容貌(ようぼう):顔つきやその人の外見。
  • 魁偉(かいい):人並み外れて体が大きく、たくましいこと。

語源・由来

「容貌魁偉」は、中国の歴史書『後漢書』の郭太伝に登場する言葉です。
郭太は後漢末期の学者で、同書には「身長八尺、容貌魁偉」、つまり身の丈が八尺もあり、顔つきも体格も人並み外れて立派だったと記されています。
八尺は当時の単位でおよそ1.8メートルを超える背丈にあたり、際立って大きな体格だったことがうかがえます。

後漢書 – Wikipedia

使い方・例文

「容貌魁偉」は、堂々とした体格の人物を評する場面で使われます。

  • 祖父は容貌魁偉な人で、道を歩けば誰もが振り返った。
  • 小説の主人公は容貌魁偉な武将として描かれている。
  • あの力士には容貌魁偉という言葉がよく似合う。

類義語・関連語

「容貌魁偉」と同じように、堂々とした体格や見た目を表す言葉には以下のようなものがあります。

  • 偉丈夫(いじょうふ):
    体格が立派で、たくましい男性。
  • 堂々たる(どうどうたる):
    態度や姿が立派で威厳のある様子。
  • 容姿端麗(ようしたんれい):
    顔立ちや姿が整い、美しく上品なこと。

「容貌魁偉」と「容姿端麗」の違い

どちらも見た目を評する四字熟語ですが、たたえる方向が逆です。
「容貌魁偉」は体格の大きさやたくましさをたたえるのに対し、「容姿端麗」は顔立ちや姿の整った美しさをたたえます。

語句たたえる方向主な対象
容貌魁偉
(ようぼうかいい)
体格の大きさ・たくましさ主に男性
容姿端麗
(ようしたんれい)
顔立ち・姿の整った美しさ男女を問わない

英語表現

of imposing stature

体格が大きく堂々としている人を評する言い方。

He was a man of imposing stature, taller than anyone in the room.
(彼は誰よりも背が高く、堂々とした体格の持ち主でした。)

柄杓から分かれた「さきがけ」

「魁偉」の「魁」は、もとは大きな柄杓(ひしゃく)を意味する字でした。
鬼の字と柄杓の形を表す斗を組み合わせて成り立ち、そこから「人並み外れて大きい」「優れている」という意味が生まれたとされます。
同じ字は北斗七星の先端の星を指す「魁星」にも使われ、そこから最初に立つ者、つまり「さきがけ」の意味も派生しました。
体の大きさを表す「魁偉」の意味と、一番手を表す「先駆け」の意味は、もとをたどれば同じ字から分かれた枝にあたります。

スポンサーリンク

コメント