意味
「理屈と膏薬はどこへでも付く」は、こじつけの理屈は、どんな事柄にでも都合よく当てはめられるということを意味することわざです。
膏薬が体のどの部分にでも貼りつくように、屁理屈もまた何にでも結びつけられるという皮肉を込めた言い回しです。
- 膏薬(こうやく):練った薬を布や紙に伸ばして患部に貼る、貼り薬。
語源・由来
「理屈と膏薬はどこへでも付く」は、江戸時代から広く使われてきた膏薬という日用品の性質を、人の言い分にたとえたことわざです。
体のどこに貼ってもくっつくという性質から、理屈もまた、こじつけようと思えばどんな話にも結びつけられる、という皮肉に転じたと考えられます。
使い方・例文
「理屈と膏薬はどこへでも付く」は、もっともらしい言い訳やこじつけを皮肉る場面で使われます。
- 彼の言い訳を聞くと、まさに理屈と膏薬はどこへでも付くを地で行く話術だ。
- どんな失敗も正当化する上司には、理屈と膏薬はどこへでも付くとあきれた。
類義語・関連語
「理屈と膏薬はどこへでも付く」と特に紛らわしい言葉には、次のようなものがあります。
- 盗人にも三分の理(ぬすびとにもさんぶのり):
どんなに悪いことをした人にも、それなりの言い分はあるということ。
「理屈と膏薬はどこへでも付く」と「盗人にも三分の理」の違い
どちらも「理屈はいくらでもつけられる」という発想を含みますが、向けられる対象が異なります。
| 語句 | 向けられる対象 |
|---|---|
| 理屈と膏薬はどこへでも付く (りくつとこうやくはどこへでもつく) | 理屈そのものの融通のきかなさ・こじつけやすさ |
| 盗人にも三分の理 (ぬすびとにもさんぶのり) | 悪事を働いた人の言い分・弁解の余地 |









コメント