意味
「跡をつける」は、通った後に印や痕跡を残すことを表す言葉です。
また、人や車などの後ろから、気づかれないようひそかについて行くという意味でも使われ、こちらは尾行を指す場合の中心的な使い方です。
語源・由来
「跡をつける」は、通った後に残る印を表す「跡」に、そこに何かを加えたり働きかけたりする意味の「つける」が合わさった言葉です。
人や車の後ろについて行く意味も、進んだ後にできる跡をたどっていくという発想から、同じ言葉のもう一つの使われ方として広がりました。
使い方・例文
「跡をつける」は、人をひそかに尾行する場面や、何かが通った印が残る様子を表す場面で使われます。
- 怪しい人物を見かけた店員は、こっそり跡をつけて駅まで様子を探った。
- 新雪の上を歩くと、靴が跡をつけながら進んだことがはっきりと分かった。
表記についての注意点
人や車を尾行する意味では「後をつける」という表記もよく使われます。
「跡」は残された印そのものを、「後」は進む先や背後という位置を表す漢字で、どちらの書き方でも尾行の意味は変わりません。
類義語・関連語
「跡をつける」と同様に、人の後ろについて行く様子を表す言葉には、次のようなものがあります。
- 後を追う(あとをおう):離れないように、人の後について行くこと。
「跡をつける」と「後を追う」の違い
どちらも人の後ろについて行く様子を表しますが、隠れているかどうかが異なります。「跡をつける」は気づかれないようひそかに行動することを指すのに対し、「後を追う」は隠れているかどうかを問わず、離れないように追いかける様子を広く表します。
| 語句 | 隠密性 | 使われやすい場面 |
|---|---|---|
| 跡をつける (あとをつける) | 気づかれないよう隠れる | 尾行や探偵の行動 |
| 後を追う (あとをおう) | 問わない | 追いかける行動全般 |
英語表現
tail someone
気づかれないよう、こっそり人の後をつけて行くことを表す言い方。
The detective tailed the suspect for three days without being noticed.
(探偵は3日間、気づかれることなく容疑者の跡をつけた。)









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