ことわざ

合わせ物は離れ物

(あわせものははなれもの)

一度は結びついたものも、いずれは離れる運命にあるということ。


11文字の言葉 / 「あ」から始まる言葉
合わせ物は離れ物 ことば
スポンサーリンク

意味

「合わせ物は離れ物(あわせものははなれもの)」とは、どれほど固く結びついたものであっても、いつかは離れ離れになる定めにあるということわざです。
夫婦や仲間の別れなど、人と人との関係が壊れてしまったときに、それを仕方のないこととして受け止め、慰める場面で使われます。

語源・由来

「合わせ物は離れ物」は、接着剤や継ぎ目で二つのものを貼り合わせた道具が、時が経てばいずれ剥がれたり外れたりするという、身近な物の性質から生まれたことわざです。
離れて別々だったものを人の手で合わせて作ったものは、自然に生まれた一つのものとは違い、いつか元のとおり離れてしまうという道理を、人間関係の別れにたとえています。

使い方・例文

  • 合わせ物は離れ物というし、あの二人の離婚も無理はなかったのだろう。
  • 長年の相棒とのコンビ解消を、彼は「合わせ物は離れ物だから」と受け入れた。

同じ「合わせ物」を扱いながら、正反対の教えを説くことわざもある

「合わせ物は離れ物」は、人為的に組み合わせたものはいずれ離れるという、やや悲観的な道理を説くことわざです。
一方、同じように物を組み合わせる発想から生まれたことわざに「割れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)」があります。
「割れ鍋に綴じ蓋」は、ひびの入った鍋にも、それを繕った蓋がちょうど合うように、どんな人にもふさわしい相手が見つかるものだという、組み合わせの相性の良さを説く言葉です。
同じ「物を組み合わせる」という発想から出発しながら、一方は組み合わせのはかなさを、もう一方は組み合わせの妙を説くという、正反対の教えが生まれている点が対照的です。

スポンサーリンク

コメント