意味
「頭が下がる(あたまがさがる)」とは、相手の立派な行いや心構えに触れて、思わず深く敬服し、頭を下げたくなるほどの敬意を覚える気持ちを表します。
目上・目下や年齢に関わらず、相手のふるまいそのものに対して使う表現です。
語源・由来
「頭が下がる」は、深く敬服したときに自然と頭を垂れる動作をそのまま言い表した言葉です。
自分から「頭を下げる」のではなく「頭が下がる」と言うことで、相手の立派さに打たれて、意識しなくても頭が下がってしまう気持ちを表します。
使い方・例文
- 一人で子どもを育て上げた母には、ただただ頭が下がる思いだ。
- 反対を押し切ってボランティアを続ける友人には頭が下がる。
類義語・関連語
この言葉と同様に、相手への深い敬意を表す言葉には、次のようなものがあります。
- 感服する(かんぷくする):
相手の立派な行いや実力に、心から敬意を抱くこと。 - 敬服する(けいふくする):
相手を尊敬し、深く感じ入ること。 - 脱帽する(だつぼうする):
相手の力量や行動に、敬意を表すこと。
英語表現
英語では、次のように言います。
take one’s hat off to
帽子を脱いで敬意を示すしぐさに由来し、相手の立派な行いをたたえる気持ちを表す表現。
I take my hat off to you for raising three children alone.
(一人で三人の子どもを育て上げたあなたには頭が下がります。)
「頭が上がらない」は、「頭が下がる」の反対ではない
「頭が下がる」と字面が対になる言葉に、頭が上がらない(あたまがあがらない)があります。
ですが、この二つは意味が正反対というわけではありません。
「頭が下がる」は、相手の立派な行いに敬服する気持ちを表します。
一方「頭が上がらない」は、恩義や引け目があって、相手と対等にふるまえない状態を表します。





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