意味
「春の夜の夢(はるのよのゆめ)」とは、短くて、すぐに消えてしまうはかないものという意味です。
春の夜に見る夢にたとえた言い方です。
語源・由来
この言葉は、春の夜に見る夢を、短くはかないもののたとえにしたものです。
『平家物語』(= 鎌倉時代にできたと考えられる軍記物語)の冒頭に、次の一節があることでも知られています。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
(おごり高ぶる人も長くは栄えず、まるで春の夜の夢のようだ。)
使い方・例文
- 優勝の喜びも、翌朝には春の夜の夢のように感じられた。
- かつて栄えた店も、今では春の夜の夢のようにはかない記憶だ。
- 旅行の三日間は、春の夜の夢のように短く過ぎ去った。
類義語・関連語
「春の夜の夢」と同じく、春の夢にたとえてものごとのはかなさを言う語です。
- 一場の春夢(いちじょうのしゅんむ):
その場限りで跡形もなく消える、栄華などのはかなさのたとえ。



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