三字熟語

共白髪

(ともしらが)

夫婦がともに白髪になるまで、長く仲むつまじく連れ添うこと。


5文字の言葉 / 「と・ど」から始まる言葉
共白髪 ことば
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意味

「共白髪(ともしらが)」とは、夫婦が長い年月をともに寄り添いながら過ごし、そろって白髪になるまで仲むつまじく添い遂げるという意味です。
結婚の際の祝い言葉として、夫婦が末永く共に生きることを願う気持ちを込めて使われます。

  • 共(とも):ともに、一緒に。
  • 白髪(しらが):年をとって白くなった髪。

語源・由来

「共白髪」は、夫婦が若いころから年老いるまで、ともに歩んでいくことを白髪という目に見える老いの証にたとえた言葉です。
古くから日本の結納の場では「友白髪ともしらが」という、麻の糸を束ねて白髪に見立てた飾りが贈られてきました。
これは、白髪が生えるまで夫婦がともに長生きし、仲睦まじく暮らせるようにという願いが込められた縁起物です。

使い方・例文

「共白髪」は、夫婦が長く連れ添うことを祝う場面や、その様子を表す場面で使われます。

  • 結婚式のスピーチで、二人が共白髪まで幸せに過ごせるよう願った。
  • 祖父母は共白髪となった今も、仲良く散歩を続けている。
  • 共白髪を目指し、これからも夫婦二人で支え合っていきたい。

類義語・関連語

  • 偕老同穴(かいろうどうけつ):
    夫婦が仲むつまじく老い、死後も同じ墓に入ること。
  • 比翼連理(ひよくれんり):
    夫婦の情愛が深く、離れがたいことのたとえ。
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英語表現

Grow old together

直訳は「共に年を重ねる」。
夫婦や恋人が生涯にわたって寄り添い、共に歳を取っていくことを表す表現。

They promised to grow old together, no matter what life brought.
(二人はどんなことがあっても共に年を重ねていくと誓った。)

Till death do us part

直訳は「死が二人を分かつまで」。
結婚の誓いの言葉として使われ、生涯変わらぬ愛を誓う表現。

At the altar, they vowed to stay together till death do us part.
(祭壇の前で、二人は死が二人を分かつまで共にいると誓った。)

刻んだ大根を「友白髪」に見立てた浄瑠璃

結納の飾りとしての「友白髪」は、江戸時代の浄瑠璃じょうるり『新版歌祭文しんぱんうたざいもん』(1780年)の「野崎村のざきむら」の段にも出てきます。
農家の娘お光みつは、父親から、いいなずけの久松ひさまつと今日にも祝言を挙げると知らされて大喜びし、祝いの鱠なます(=大根などを細く刻んで酢であえた料理)を作り始めます。

覚束なます拵へも、祝ふ大根の友白髪、末菜刀と気も勇み

(慣れない鱠作りも、お祝いの大根を友白髪のように細く刻み、末長くと菜切り包丁を握って心も弾み)
白く細い大根の千切りを、麻の糸を束ねた祝い品の友白髪に見立て、「末長」に「菜刀」を重ねています。

語りは、久松と共白髪まで添い遂げたいというお光の願いを、婚礼の祝い品の友白髪に重ねて語っています。
この後、お光は久松にほかに思い合う娘がいると知って尼になるため、共白髪の願いはかなわずに終わります。

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