四字熟語

常住不断

(じょうじゅうふだん)

常に絶えることなく続いていること。


9文字の言葉し・じ」から始まる言葉
常住不断 ことば
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意味

「常住不断」とは、あるものごとが途切れることなく、ずっと続いているさまを表す四字熟語です。
「常住」はもともと仏教語で、物事が生じたり滅びたりせず永久に存在することを指し、「不断」は絶え間がないことを意味します。
努力や心がけなど、人の行いが途切れず続く場面でよく使われる、ややあらたまった書き言葉です。

  • 常住(じょうじゅう):常に存在し続けること。
  • 不断(ふだん):絶え間なく続くこと。

語源・由来

「常住不断」は、仏教語の「常住」と「不断」を組み合わせた四字熟語です。
「常住」は、物事が生じたり滅びたりせず永久に存在し続けることを表す仏教の概念で、日本語に取り入れられたのちには「常に」「いつも」という意味でも使われるようになりました。
そこに「不断」を重ねることで、絶え間なく続く様子を一層強調した言葉になっています。

使い方・例文

「常住不断」は、努力や心がけが絶えず続いている様子を表す、あらたまった場面で使われます。

  • 常住不断の努力があってこそ、技術は磨かれていく。
  • 危機管理には、常住不断の備えが欠かせない。

類義語・関連語

「常住不断」と同様に、物事が絶えず続く様子を表す言葉には、次のようなものがあります。

  • 不撓不屈(ふとうふくつ):どんな困難にも屈せず、努力を続けること。
  • 常住不滅(じょうじゅうふめつ):常に変わらず、永遠に滅びないこと。

「常住不断」と「常住不滅」の違い

同じ「常住」を含み字面もよく似ていますが、表している内容はまったく異なります。
「常住不断」は行為や状態が絶え間なく続くことを表す言葉であるのに対し、「常住不滅」は存在そのものが永遠に滅びないことを表す言葉です。前者は継続、後者は不滅に焦点があります。

語句焦点使われる対象
常住不断
(じょうじゅうふだん)
継続性(絶え間なさ)努力・心がけなどの行為
常住不滅
(じょうじゅうふめつ)
不滅性(永遠に滅びない)魂・精神などの存在

英語表現

day in, day out

来る日も来る日も、休みなく続く様子を表す言い回し。

He practiced the piano day in, day out for years.
(彼は何年もの間、常住不断にピアノの練習を続けた。)

around the clock

昼夜を問わず、休みなく続けられる様子を表す言い回し。

The factory operates around the clock to meet demand.
(その工場は、需要に応えるため常住不断に稼働している。)

見た目を変えた「不断」

「常住不断」を形づくる「不断」は、実は現代語の中にもう一つの顔で生き続けています。
もともと「絶え間なく続くこと」を意味した「不断」は、やがて「ふだんぎ」(普段着)のように「日常の、いつもの」という意味でも使われるようになりました。
この「ふだん」という読みに、のちから「普段」という漢字があてられ、今ではむしろ「普段」のほうが広く使われる表記になっています。
「不断の努力」と書けば絶え間ない努力、「普段の生活」と書けばいつもの生活と、同じ「ふだん」でも漢字によって意味の重心が変わります。

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