意味
「子供は風の子(こどもはかぜのこ)」とは、子どもは元気があり余っていて、多少肌寒くても喜んで外に飛び出し駆け回るということわざです。
単なる観察にとどまらず、寒いからといって家の中に閉じこもらず外で遊びなさい、という励ましの言葉としても使われます。
語源・由来
「子供は風の子」は、寒さをものともせず元気に外で遊ぶ子供たちの姿を、風にたとえたことわざです。
古くは「童は風の子」とも言われ、各地のわらべ歌にも「じじばば火の子」と対にして歌われてきました。
寒がって火のそばを離れない大人と、風の中でも平気で駆け回る子供という対比が、このことわざの背景にあります。
使い方・例文
「子供は風の子」は、寒い季節でも子供たちが元気に外で遊ぶ様子を語る場面で使われます。
- 子供は風の子というが、真冬でも公園は子供たちの声でにぎやかだ。
- 「子供は風の子だから」と、祖母は孫を雪の日でも外に出した。
対義語
「子供は風の子」と対にして語られる、寒がりな大人を表す言葉があります。
- 大人は火の子(おとなはひのこ):
大人は寒がりで、暖かい火のそばを離れたがらないこと。
「子供は風の子」は医学的には逆、体温を奪われやすいのは子供のほう
「子供は風の子」ということわざを、子供の体の仕組みに照らすと、言葉どおりではないことが分かります。
子供は大人に比べて体重に対する体表面積の割合が大きいうえ皮下脂肪も薄く、体温を調節する自律神経の働きも大人ほど安定していないため、実際には大人より体温を奪われやすいという特徴があります。
ことわざが言い当てているのは寒さへの強さではなく、寒さを忘れるほど遊びに夢中になれる子供の活発さだと考えると、体の仕組みと矛盾なく理解できます。










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