【特集】「情熱・熱血」に関する ことわざ・慣用句・故事成語・四字熟語一覧

【特集】ことわざ・慣用句・四字熟語
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スポーツや仕事、趣味など、何かに夢中になって打ち込む姿は、見る人の心をも熱くさせます。「情熱」や「熱血」といった言葉は、そうした心の燃えるような状態や、目標に向かって突き進む強いエネルギーを表します。

ここでは、「情熱・熱血」というテーマに関連する、主なことわざや慣用句、四字熟語、故事成語などを一覧で紹介します。

「情熱・熱血」に関連する言葉

「情熱・熱血」というテーマに関連する、主なことわざや慣用句、四字熟語、故事成語などを紹介します。

ことわざ

  • 一念岩をも通す(いちねんいわをもとおす):
    強い信念や情熱を持って臨めば、どんな困難なことも成し遂げられるたとえ。
  • 精神一到何事か成らざらん(せいしんいっとうなにごとかならざらん):
    精神を集中して努力すれば、できないことはないということ。
  • 好きこそ物の上手なれ(すきこそもののじょうずなれ):
    好きなことには自然と情熱を注ぎ、熱心になるため、上達が早いということ。
  • 鉄は熱いうちに打て(てつはあついうちにうて):
    (本来は教育などのタイミングの意だが)情熱や意欲が燃え上がっているうちに、行動に移すべきだというたとえとしても使われる。

慣用句

  • 火が付く(ひがつく):
    情熱や意欲が燃え上がる、物事が活発に始まること。
  • 火の玉になる(ひのたまになる):
    情熱の塊となって、激しく行動すること。
  • 血が騒ぐ(ちがさわぐ):
    興奮して、じっとしていられなくなること。
  • 血湧き肉躍る(ちわきにくおどる):
    激しく興奮し、心が奮い立つさま。
  • 情熱を傾ける(じょうねつをかたむける):
    ある物事に対して、燃えるような熱い気持ちを集中して注ぐこと。
  • 心血を注ぐ(しんけつをそそぐ):
    全身全霊の情熱や努力を、一つの物事に注ぎ込むこと。
  • 熱を入れる(ねつをいれる):
    物事に熱中し、夢中になること。
  • 熱を帯びる(ねつをおびる):
    議論や試合などが白熱し、情熱的になること。
  • 胸が熱くなる(むねがあつくなる):
    感動や情熱で、心がじんと熱く奮い立つこと。
  • 寝食を忘れる(しんしょくをわすれる):
    寝ることも食べることも忘れるほど、一つの物事に熱中すること。
  • 脇目も振らず(わきめもふらず):
    他のことには一切気を取られず、一つのことに集中するさま。
  • 我を忘れる(われをわすれる):
    物事に夢中になり、他のことをすべて忘れてしまうこと。
  • 躍起になる(やっきになる):
    むきになって熱心に取り組むこと。
  • 命を懸ける(いのちをかける):
    命を失うほどの覚悟で、物事に真剣に取り組むこと。
  • 身が入る(みがはいる):
    精神を集中して物事に取り組むこと。

四字熟語

  • 一心不乱(いっしんふらん):
    心を一つのことに集中させ、他のことに気を取られないさま。
  • 無我夢中(むがむちゅう):
    我を忘れるほど、ある物事に熱中すること。
  • 猪突猛進(ちょとつもうしん):
    目標に向かって、向こう見ずに猛烈な勢いで突き進むこと。
  • 勇往邁進(ゆうおうまいしん):
    勇気を持って、ためらわずに目的に向かってまっすぐ進むこと。
  • 全身全霊(ぜんしんぜんれい):
    持っている体力と精神力のすべて。それを傾けて物事に当たるさま。
  • 全力投球(ぜんりょくとうきゅう):
    持っている力のすべてを出し切って物事に当たること。
  • 粉骨砕身(ふんこつさいしん):
    骨を粉にし、身を砕くほどに、力の限り努力すること。
  • 我武者羅(がむしゃら):
    後先を考えず、ただ夢中になって物事を行うさま。
  • 意気衝天(いきしょうてん):
    意気込みが天を衝くほど盛んであること。
  • 気炎万丈(きえんばんじょう):
    燃え盛る炎のように、意気が非常に盛んであるさま。
  • 奮励努力(ふんれいどりょく):
    気力を奮い起こし、熱心に努めること。
  • 七転八起(しちてんはっき):
    七回転んでも八回起き上がること。何度失敗してもくじけず、情熱を持って立ち上がること。
  • 不撓不屈(ふとうふくつ):
    強い意志で、どんな困難にもくじけないこと。

故事成語

  • 韋編三絶(いへんさんぜつ):
    孔子が熱心に読書したことから、書物を綴じる革紐が三度も切れるほど、繰り返し熱心に読むこと。勉強や研究への情熱。
  • 蛍雪の功(けいせつのこう):
    (蛍の光や雪明かりで勉強した故事から)苦労して勉学に励んだ成果。情熱の継続。
  • 臥薪嘗胆(がしんしょうたん):
    (本来は復讐のためだが)目的を達成するために、苦労や苦難を耐え忍び、強い意志を持ち続けること。
  • 背水の陣(はいすいのじん):
    (川を背にして退路を断った故事から)決死の覚悟で物事に臨むこと。
  • 捲土重来(けんどちょうらい):
    一度敗れた者が、土煙を巻き上げるほどの勢いで再び盛り返してくること。失敗にくじけない情熱。

その他の言葉

  • 熱血漢(ねっけつかん):
    正義感や情熱が強く、血を燃やすような激しい気性を持つ人。

まとめ – 情熱・熱血に関連する言葉を学ぶ

「情熱・熱血」に関連する言葉には、「火が付く」や「熱を入れる」のように心の熱い状態を表すものから、「一心不乱」や「勇往邁進」のように目標に向かって突き進む強い意志や行動力を示すものまで様々です。

これらの言葉は、人が何かに夢中になり、持てる力のすべてを注ぎ込む姿の力強さを伝えています。

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