意味
自分の能力や成果を誇示する人に対し、それは決して賢い振る舞いではないと、やんわり皮肉りながらたしなめる言葉です。
- 自慢(じまん):自分の能力や持ち物を、得意げに人に誇ること。
- 高慢(こうまん):自分を過大に評価し、人を見下すこと。
語源・由来
「自慢高慢馬鹿のうち」は、口調のよさを活かした語呂合わせによって広まった、日本語らしい戒めの言葉です。
「じまん・こうまん・ばかのうち」というリズミカルな響きは、子どもへの躾や日常のたしなめの言葉として、耳に残りやすく口をついて出やすい形になっています。
本当に実力のある者ほど、あえて誇示する必要がないという考え方が根底にあり、自ら誇ることの浅はかさを軽妙な語呂に乗せて伝えてきました。
使い方・例文
「自慢高慢馬鹿のうち」は、自慢げな態度をたしなめる場面で使われます。
- 自慢高慢馬鹿のうちというから、成果はさりげなく伝えよう。
- 自慢話ばかりする同僚に、自慢高慢馬鹿のうちという言葉を思い出した。
- 祖母から「自慢高慢馬鹿のうちだよ」とよく言われたものだ。
類義語・関連語
「自慢高慢馬鹿のうち」と同様に、慢心を戒める言葉には、以下のようなものがあります。
- 能ある鷹は爪を隠す(のうあるたかはつめをかくす):
本当に実力のある者ほど、それをひけらかさないということ。 - 実るほど頭を垂れる稲穂かな(みのるほどこうべをたれるいなほかな):
優れた人ほど、謙虚な態度を持つものだということ。
英語表現
pride comes before a fall
「高慢は転落の前触れ」という意味の、聖書に由来するとされる有名な英語のことわざ。
Remember, pride comes before a fall.
(自慢高慢馬鹿のうち、という言葉を忘れないように。)












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