意味
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る(かにはこうらににせてあなをほる)」とは、人は、身分や力量にふさわしい言動をとり、それに見合った望みを持つという意味です。
意識してそうするというより、人はおのずからそうなるものだ、という見方を表します。
語源・由来
この言葉は、カニが巣穴を掘るとき、自分の甲羅の大きさに合わせて掘ることに由来します。
穴の大きさがカニの体の大きさで決まるように、人の言動や望みもその人の身分や力量に見合ったものになる、というたとえです。
使い方・例文
- 蟹は甲羅に似せて穴を掘るというから、収入に見合った住まいを選んだ。
- 夢の大きさにもその人の器が表れる。蟹は甲羅に似せて穴を掘るとはよく言ったものだ。
- 身の丈に合った暮らしぶりは、まさに蟹は甲羅に似せて穴を掘るを地で行っている。
類義語・関連語
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」と似た意味を持つ言葉には、次のものがあります。
- 分相応(ぶんそうおう):
身分や能力、経済力の程度にふさわしいこと。
英語表現
「蟹は甲羅に似せて穴を掘る」を英語で表現する場合、次の言い回しが使われます。
Cut your coat according to your cloth
意味:手持ちの資力に見合った生活をすること。
主に経済的な身の丈を表す表現です。
You should cut your coat according to your cloth and not overspend.
(収入に見合った暮らしをして、使いすぎないようにすべきだ。)



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