四字熟語 故事成語

寸草春暉

(すんそうしゅんき)

小さな草が春の日ざしに応えるような、子から親への小さな恩返し。


8文字の言葉 / 「す・ず」から始まる言葉
寸草春暉 ことば
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意味

「寸草春暉(すんそうしゅんき)」とは、親から受けた大きな恩に応えようとする、子のささやかな努力という意味です。
春の日の光を親の恵みに、それを受けて伸びようとする小さな草を子にたとえています。

  • 寸草(すんそう):丈の短い小さな草。子のたとえ。
  • 春暉(しゅんき):春の日の光。親の恵みのたとえ。

語源・由来

この言葉は、唐の詩人孟郊もうこうの詩「遊子吟ゆうしぎん」の結びにある、次の一節が由来です。

誰言寸草心,報得三春暉。
(小さな草のような子の心で、春の三か月の日の光のように大きな親の恵みに報いることができると、誰が言えるだろうか。)

使い方・例文

  • 初任給で買った小さな贈り物は、母への寸草春暉の気持ちだった。
  • 親の恩の大きさを思えば、この親孝行の旅行も寸草春暉にすぎない。
  • 寸草春暉とは言うが、せめて毎年の誕生日には父に手紙を書きたい。

「寸草春暉」の詩の前半は、旅立つ子の服を縫う母の場面

「遊子吟」は全6行の詩で、冒頭の4行は次のとおりです。

慈母手中線,遊子身上衣。臨行密密縫,意恐遲遲歸。
(慈愛深い母の手の中の糸は、旅に出る子が身につける衣になる。旅立ちのときに細かく縫うのは、子の帰りが遅くなることを案じるからだ。)

旅支度の衣を母が縫うこの場面のあとに、小さな草と春の日ざしをうたった結びの2行が続きます。

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