四字熟語

多才多芸

(たさいたげい)

多くの方面にわたって豊かな才能や技芸を身につけていること。


6文字の言葉た・だ」から始まる言葉
多才多芸 ことば
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意味

「多才多芸」とは、多くの方面にわたって豊かな才能や技芸を身につけているという意味です。
ひとつの専門にとどまらず、様々な分野で力を発揮できる人物を褒めたたえる言葉です。

  • 多才(たさい):才能が豊かで、多方面にわたること。
  • 多芸(たげい):多くの技芸を身につけていること。

語源・由来

「多才多芸」は、「多才」と「多芸」という、それぞれ意味の近い二つの熟語を組み合わせて作られた四字熟語です。
「多才」は才能そのものの豊かさを、「多芸」は身につけた技芸の多さを表しており、両方を並べることで、才能と技術のどちらの面でも秀でていることを強調しています。
語順を入れ替えた「多芸多才(たげいたさい)」という形も広く使われており、意味に違いはありません。

使い方・例文

「多才多芸」は、幅広い分野で才能を発揮する人物を評する場面で使われます。

  • 彼は絵も音楽も操る多才多芸な人物だ。
  • 多才多芸な母は、料理も裁縫も得意だった。
  • 多才多芸ぶりを買われて、様々な仕事を任された。

類義語・関連語

「多才多芸」と同様に、幅広い才能を表す言葉には、以下のようなものがあります。

  • 多芸多才(たげいたさい):「多才多芸」の語順を入れ替えた同義語。

対義語

  • 無芸大食(むげいたいしょく):これといった特技もなく、ただ食べるだけであること。

英語表現

A person of many talents

直訳は「多くの才能を持つ人」。特定の分野に偏らず、様々な分野で優れた能力を発揮する人を表す表現。

She’s a person of many talents — a skilled painter, a talented singer, and a brilliant cook.
(彼女は多才多芸な人で、絵も歌も料理も得意だ。)

『懐風藻』にも見える、奈良時代からの「多才」

「多才」という言葉は、日本最古の漢詩集とされる『懐風藻かいふうそう』(751年成立)にすでに見られます。
同書の釈道融の伝には「博学多才」という表現があり、幅広い学問や才能を持つ人物への評価は、奈良時代にはすでに存在していたことがわかります。

「多芸」と組み合わさった「多芸多才」「多才多芸」という言い方が定着したのは後のことだが、一つの技を極めることを尊ぶ価値観と並んで、幅広い才を評価する視点も古くから日本語の中に息づいていたことになります。

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