ことわざ 慣用句

味噌をつける

(みそをつける)

失敗して面目を失うこと。物事に汚点を残して台無しにすること。


6文字の言葉 / 「み」から始まる言葉
味噌をつける ことば
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意味

「味噌をつける(みそをつける)」とは、しくじって面目をつぶしたり、物事に傷をつけて台無しにしたりするという意味です。
単なるミスではなく、その失敗によって自分の名誉や評価に傷がつくというニュアンスを含んでいます。

「味噌をつける」の構成要素:

  • 味噌(みそ):
    日本の食卓に欠かせない調味料。
  • つける:
    付着させる、塗る。

語源・由来

「味噌をつける」は、江戸時代中期の川柳にも出てくる言い回しです。
「味噌」の一語にも、失敗すること・しくじること、また欠点を指す使い方があります。

使い方・例文

「味噌をつける」は、個人のうっかりミスから、組織の評判に関わるような大きな失態まで、幅広く使われます。

  • 最終回でエラーをしてしまい、せっかくの完封勝利に味噌をつける形となった。
  • 「余計な口出しでこの計画に味噌をつけることだけは避けてくれ」と釘を刺された。
  • 期待の新製品も発売直後の不具合で、ブランドに味噌をつける結果となった。

誤用・注意点

「味噌をつける」は、相手の失態や恥を強調する表現であるため、他人の失敗に対して直接使う場合は注意が必要です。

特に目上の人に対して「部長、味噌をつけましたね」などと使うのは、非常に無礼にあたります。
基本的には、自分の失敗を自嘲気味に語るか、客観的な状況(ニュースや第三者の話)を述べる際に留めるのが無難です。

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類義語・関連語

「味噌をつける」と似た意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。

  • 顔に泥を塗る(かおにどろをぬる):
    相手の名誉を汚し、恥をかかせること。
  • 汚点を残す(おてんをのこす):
    それまでの名声や経歴に、消し去ることのできない恥ずべき傷をつけること。
  • 面目を失う(めんぼくをうしなう):
    世間に対する顔が立たなくなり、名誉を損なうこと。

対義語

「味噌をつける」とは対照的な意味を持つ言葉には、以下のようなものがあります。

  • 箔が付く(はくがつく):
    評価や貫禄が高まり、価値が増すこと。
  • 面目を施す(めんぼくをほどこす):
    見事にやり遂げて、周囲からの評価や名誉を高めること。
  • 鼻が高い(はながたかい):
    得意満面で、誇らしい気持ちであること。

英語表現

「味噌をつける」を英語で表現する場合、失敗の性質によって適切なイディオムを選びます。

To blot one’s copybook

直訳は「習字帳にインクの染みを作る」で、自分の行いで評判に傷をつけるという意味です。
それまでの良い記録を一度のミスで汚すニュアンスがあり、「味噌をつける」に近い表現です。

He blotted his copybook by making a serious mistake in the final stage.
(彼は最終段階で重大なミスを犯し、味噌をつけた。)

To lose face

直訳は「顔を失う」で、人前で面目を失うという意味です。
評判を損なうという「味噌をつける」の中心の意味をそのまま伝える表現です。

I don’t want to lose face in front of my subordinates.
(部下の前で味噌をつけたくはない。)

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