干支「卯(兎)」のことわざ・慣用句・四字熟語一覧

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干支「卯(兎)」のことわざ テーマ別まとめ

長い耳と跳躍力が特徴的な「兎」。穏やかな性質から「家内安全」の象徴とされ、跳ねる姿から「飛躍」や「向上」を意味する縁起の良い動物として親しまれてきました。
一方で、ことわざの世界では、その逃げ足の速さや油断しやすい性質を描いた教訓も数多く存在します。
兎(卯)にまつわる多彩な表現を一覧で紹介します。

飛躍やスピードを表す言葉

  • 兎の登り坂(うさぎののぼりざか):
    持ち前の力が発揮できる好条件に恵まれ、物事がとんとん拍子に早く進むこと。
  • 脱兎のごとく(だっとのごとく):
    逃げ出す兎のように、非常に素早く猛スピードで駆け出す様子。

戒めやリスク管理を表す言葉

  • 二兎を追う者は一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず):
    欲張って同時に二つのことをすると、結局どちらも成功しないという教え。
  • 狡兎三窟(こうとさんくつ):
    万が一に備えて、用心深く複数の避難場所や逃げ道を用意しておくこと。
  • 兎の昼寝(うさぎのひるね):
    自分の能力を過信して油断し、思わぬ失敗を招いてしまうこと。
  • 兎に祭文(うさぎにさいもん):
    愚かな者にいくら立派な意見や道理を説き聞かせても、全く効果がないこと。

不可能やあり得ないことを表す言葉

  • 亀毛兎角(きもうとかく):
    亀の毛や兎の角のように、現実に存在するはずがないもののたとえ。
  • 兎角(とかく):
    現実にはあり得ないことから転じた、物事の傾向を指す言葉。

兎にまつわる四字熟語

  • 烏兎匆匆(うとそうそう):
    太陽と月を意味し、月日が慌ただしく早く過ぎ去っていくこと。
  • 獅子搏兎(ししはくと):
    簡単な仕事や弱い相手であっても、決して油断せずに全力を出すべきだという教え。
  • 鳶目兎耳(えんもくとじ):
    遠くまで見える目とよく聞こえる耳を持つ、情報収集能力が高い人のこと。

英語圏における兎の表現

  • Down the rabbit hole
    不思議な世界へ入り込むことや、抜け出せない深みにはまること。
  • Pull a rabbit out of the hat
    誰も思いつかなかったような、意外な解決策や奇策を突然提示すること。
  • Caught like a rabbit in the headlights
    驚きや恐怖で頭が真っ白になり、身動きが取れなくなってしまう状態。

兎を「一羽」「二羽」と数えるのは肉を食べたかったから?

兎を数える際、鳥のように「羽(わ)」と呼ぶ風習には意外な歴史が隠されています。
仏教の影響で獣肉食が忌避されていた時代、兎の長い耳を「鳥の羽」に見立てて鳥の一種とみなすことで食用を正当化した、という説が広く知られています。
ただしこの語源については文献上の確証はなく、民間で生まれた俗説とする見方が一般的です。
真偽はともかく、その逸話とともに「羽」という数え方が今日まで使われ続けています。

過去・未来の卯年年表

西暦和暦干支(十干十二支)
1951年昭和26年辛卯(かのとう)
1963年昭和38年癸卯(みずのとう)
1975年昭和50年乙卯(きのとう)
1987年昭和62年丁卯(ひのとう)
1999年平成11年己卯(つちのとう)
2011年平成23年辛卯(かのとう)
2023年令和5年癸卯(みずのとう)
2035年令和17年(予定)乙卯(きのとう)
2047年令和29年(予定)丁卯(ひのとう)
2059年令和41年(予定)己卯(つちのとう)
2071年令和53年(予定)辛卯(かのとう)
2083年令和65年(予定)癸卯(みずのとう)

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