干支「猿(申)」のことわざ・慣用句・四字熟語一覧

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干支「猿(申)」のことわざ テーマ別まとめ

人間に最も近い動物であり、古来より山の神の使いとしても親しまれてきた「猿」。
その高い知能や器用さは時に賢さとして称賛されますが、ことわざの世界では、過信による失敗や浅はかさを戒める象徴として描かれることが少なくありません。
私たちの振る舞いを映し出す鏡のような「猿(申)」にまつわる多彩な表現を一覧にまとめました。

失敗や未熟さを戒める言葉

  • 猿も木から落ちる(さるもきからおちる):
    その道の達人であっても、時には失敗することがあるというたとえ。
  • 朝三暮四(ちょうさんぼし):
    目先の違いにとらわれ、結局は同じであることに気づかない愚かさ。
  • 猿知恵(さるじえ):
    一見利口そうだが、実は考えが浅く、すぐに見透かされるような知恵。
  • 猿猴月を取る(えんこうつきをとる):
    実現不可能なことに挑んで、身を滅ぼすような愚かさを戒める言葉。

関係や外見を表す言葉

  • 犬猿の仲(けんえんのなか):
    非常に仲が悪く、顔を合わせれば喧嘩ばかりしている関係のたとえ。
  • 猿真似(さるまね):
    本質を理解せずに、他人の言動や作品をうわべだけ模倣すること。
  • 猿に烏帽子(さるにえぼし):
    分不相応な格好をしたり、ふさわしくない地位に就いたりするたとえ。
  • 沐猴にして冠す(もっこうにしてかんす):
    立派な冠をつけても中身は猿のままであり、見かけ倒しであること。

精神や教えを表す言葉

  • 見ざる言わざる聞かざる(みざるいわざるきかざる):
    他人の欠点や過ちなどを、見ない、言わない、聞かないという教え。
  • 意馬心猿(いばしんえん):
    煩悩や欲望が抑えきれず、心が騒いで落ち着かない状態のたとえ。

英語表現

Monkey business

意味: 不正な取引やインチキ、または子供のふざけたいたずら。

  • 例文:
    There is some monkey business going on in this company.
    この会社では、何か不正な取引が行われているようです。

猿が「馬の守り神」として厩に彫られる理由

三猿(見ざる言わざる聞かざる)
三猿(見ざる言わざる聞かざる)
日光東照宮 三猿

日光東照宮の「三猿」は、神馬をつなぐ厩(うまや)の壁に彫られています。
これは古くから猿が馬の病を防ぐ守り神であるとされてきた「厩猿(うまやざる)」という民間信仰に基づいた配置です。
三猿の図柄自体は「見ざる・言わざる・聞かざる」という処世の教えを表したものですが、馬を守る聖域である厩にこそふさわしいとして選ばれた背景には、この信仰が深く関わっています。

過去・未来の申年年表

西暦和暦干支(十干十二支)
1944年昭和19年甲申(きのえさる)
1956年昭和31年丙申(ひのえさる)
1968年昭和43年戊申(つちのえさる)
1980年昭和55年庚申(かのえさる)
1992年平成4年壬申(みずのえさる)
2004年平成16年甲申(きのえさる)
2016年平成28年丙申(ひのえさる)
2028年令和10年戊申(つちのえさる)
2040年令和22年庚申(かのえさる)
2052年令和34年壬申(みずのえさる)
2064年令和46年甲申(きのえさる)
2076年令和58年丙申(ひのえさる)

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