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臆面もなくおくめんもなく気後れやはにかみの色をまったく見せず、平然とふるまうさま。 -
送り狼おくりおおかみ女性を送るふりをして付き添い、機会をうかがって乱暴しようとする男。山道で人の後をつけて襲うとされた狼も指す。 -
お里が知れるおさとがしれるちょっとした言動から、その人の育ちや素性が周囲に知られてしまうこと。 -
お高くとまるおたかくとまる気位が高く、気取って澄ました態度をとること。 -
お茶を濁すおちゃをにごすいい加減な言動でその場を一時的にごまかし、やり過ごすこと。 -
押っ取り刀おっとりがたな急な事態に刀を腰に差す間もなく、手に持ったままでいること。転じて、大急ぎで駆けつけるさま。 -
音沙汰がないおとさたがない便りや消息が途絶え、相手からの連絡がまったくないこと。 -
鬼に金棒おににかなぼう強い者がさらに強い力を得て、無敵になること。 -
鬼の霍乱おにのかくらん普段は極めて健康な人が、珍しく病気になること。 -
お鉢が回るおはちがまわる順番が自分のところへ巡ってくること。 -
折り目正しいおりめただしい礼儀作法にかなっており、態度や振る舞いがきちんとしていること。 -
音信不通おんしんふつう電話や手紙などによる連絡が何もないこと。訪れや便りがなく、交際や交渉がとだえていること。 -
音吐朗々おんとろうろう音声が豊かでさわやかに、はっきりと響くさま。 -
おんぶに抱っこおんぶにだっこ何から何まで人の世話になり、他人の好意に甘えて頼り切ること。 -
外交辞令がいこうじれい相手によい感じを与えるために、表面を繕って言う言葉。おせじ。 -
骸骨を乞うがいこつをこう官職を退きたいと申し出ること。辞職を願い出ること。 -
会心の笑みかいしんのえみ物事が自分の思い通りに運び、満足してこぼれる笑み。 -
快刀乱麻かいとうらんまこじれた物事を、鮮やかな手際や鋭い決断で一気に解決すること。 -
顔がほころぶかおがほころぶ嬉しさや安心感から表情が自然にやわらぎ、笑顔になること。 -
呵呵大笑かかたいしょう大きな声をあげて豪快に笑うこと。控えめな笑いではなく、周囲に聞こえるほど楽しげに笑う様子。 -
隔世の感かくせいのかん世の中の変わりようが激しく、時代がすっかり移ってしまったように思われる感慨。 -
陰日向なくかげひなたなく人の目がある場所でも、誰も見ていない場所でも、態度や行動を変えず誠実に振る舞うこと。 -
火事場泥棒かじばどろぼう他人の不幸や混乱につけこんで、不当な利益を得る卑劣な行為。 -
嘉辰令月かしんれいげつめでたい月日。めでたくよろこばしい時節。 -
霞に千鳥かすみにちどり春の霞と冬の千鳥のように、合わず縁遠いことのたとえ。 -
片腹痛いかたはらいたい相手の言動があまりに愚かで、おかしくてたまらないこと。 -
肩身が狭いかたみがせまい世間や周囲に対して面目が立たず、引け目を感じること。 -
語るに落ちるかたるにおちる問い詰められては言わないのに、自分から話すうちについうっかり秘密を白状してしまうこと。 -
肩をすぼめるかたをすぼめる寒さや肩身の狭さ、おそれ入る気持ちなどから、肩を縮めて元気なくしょんぼりする。 -
勝ち馬に乗るかちうまにのる有利な方につくこと。勝った側や力のある側に味方して、その恩恵を受けること。 -
隔靴掻痒かっかそうよう物事の核心に触れられず、もどかしくじれったいこと。 -
合点がいくがってんがいく事情や理由がよく理解でき、納得できる。多く「合点がいかない」と打ち消しの形で使う。 -
我田引水がでんいんすい物事を自分に都合の良いように解釈し、強引に進めること。 -
家内安全かないあんぜん家族に事故や病気がなく、一家そろって元気に暮らすこと。 -
歌舞音曲かぶおんぎょく歌ったり踊ったりすることと、楽器を鳴らして音楽を奏でること。またそれらを含む、にぎやかな芸能全般。 -
雷三日かみなりみっか雷が鳴り出すと、その後も三日ほど雷が続きやすいという言い伝え。 -
神は見通しかみはみとおし人間がどんなに隠そうとしても、神はすべてを見抜いており、悪事やごまかしは通用しないということ。 -
下問を恥じずかもんをはじず年下や地位の低い人に教えを請うのを恥と思わない謙虚な姿勢。 -
借りてきた猫かりてきたねこ普段は活発な人が、慣れない場所や改まった席で緊張し、別人のようにおとなしくなることのたとえ。 -
閑雲野鶴かんうんやかく世俗の束縛から離れ、自然の中で自由気ままに暮らす心境や生活のこと。 -
寒気凛冽かんきりんれつ冷たい空気がとてもきびしいさま。 -
間隙を縫うかんげきをぬう絶え間なく続く物事のわずかな切れ目をとらえて事を行うこと。人や物の狭い間を抜けて進むことにもいう。 -
甘言蜜語かんげんみつご相手を喜ばせたり誘惑したりするために使われる、耳当たりの良い巧みな言葉。 -
頑固一徹がんこいってつ周囲がどう言おうと自分の考えややり方を決して曲げず、最後まで押し通そうとするさま。 -
顔色無しがんしょくなし相手の勢いや力量に圧倒され、対抗する気力や存在感を失ってしまうこと。 -
寛仁大度かんじんたいど心が広く寛大で、度量が大きいこと。細かいことにこだわらず人の欠点も受け入れる、器量の大きさを称える。 -
完全無欠かんぜんむけつ欠点や足りないところが、まったくないこと。 -
官尊民卑かんそんみんぴ役所や役人を上に置き、民間の人や仕事を下に見ること。 -
邯鄲の夢かんたんのゆめ人の世の栄枯盛衰が、極めてはかないことのたとえ。 -
干天の慈雨かんてんのじう日照りが長く続いた時に降る、恵みの雨のこと。待ち望んでいた物事がようやく実現することのたとえ。 -
観天望気かんてんぼうき計器に頼らず、空や雲、風のようすを観察して、経験をもとに天気の移り変わりを予測すること。 -
艱難辛苦かんなんしんくつらい目や困難な目にあって苦しみ悩むこと。人生でぶつかる、たいへんな苦労。 -
玩物喪志がんぶつそうしつまらないものに気を取られて、大事な目的を忘れてしまうこと。 -
頑迷固陋がんめいころう頑固で考えが古く、物の道理をわきまえないこと。また、そのさま。 -
冠履転倒かんりてんとう冠と履が入れ替わるように、地位や価値の上下の順序が乱れること。 -
気が進まないきがすすまない心がそちらに向かず、物事をしようという意欲がわいてこないこと。 -
聞きしに勝るききしにまさる前もって耳にしていた話や評判よりも、実際のほうが程度がはなはだしいこと。 -
騎虎の勢いきこのいきおい物事の勢いが激しく、途中でやめるにやめられない状態のこと。 -
鬼手仏心きしゅぶっしん手段は厳しく残酷に見えても、その心は仏のように慈悲深いこと。 -
奇想天外きそうてんがい常識の枠を大きく超えた非常に奇抜な発想や、普通では思いもよらない出来事のさま。 -
気息奄々きそくえんえん息も絶え絶えで、今にも死にそうなさま。物事が滅びかけている様子にもいう。 -
木に竹を接ぐきにたけをつぐ前後がつながらず、不自然で調和がとれていないこと。 -
踵を返すきびすをかえす進んでいた方向から向きを変え、来た道を戻ること。 -
奇妙奇態きみょうきたい想像が追いつかないほど不思議なこと。また、そういうさま。 -
鬼面仏心きめんぶっしん顔つきは鬼のように怖いが、心は仏のように慈悲深く優しいこと。 -
肝に銘じるきもにめいじる心に強く刻みつけて、決して忘れないようにすること。 -
牛馬の労ぎゅうばのろう牛や馬のように、他人のために骨身を惜しまず懸命に働くこと。 -
興が冷めるきょうがさめるそれまでの楽しさや興味が薄らいで、つまらなくなること。 -
行儀作法ぎょうぎさほう立ち居振る舞いの方法や、社会生活で守るべき礼儀・作法のこと。 -
狂喜乱舞きょうきらんぶ入り乱れて踊るように、非常に激しく喜ぶこと。 -
狂言綺語きょうげんきご道理に合わない言葉と巧みに飾った言葉。仏教・儒教の立場から小説や物語をいやしめていう語。 -
器用貧乏きようびんぼうなまじ器用なために色々と手を出し、どれも中途半端になって大成しない状態。 -
挙国一致きょこくいっち国民全体が一つになって、同一の態度をとること。 -
虚度光陰きょどこういん何の目的もなく、ただむなしく月日を過ごすこと。 -
義理人情ぎりにんじょう社会生活上のしがらみ(義理)と、人への思いやり(人情)の両方。 -
金甌無欠きんおうむけつ欠点や不足が全くなく、完全であること。 -
空前絶後くうぜんぜつご過去に例がなく、将来も起こり得ないほど極めて珍しいこと。 -
空即是色くうそくぜしき実体がなく空であるということが、そのまま形あるすべての事物なのであるという仏教の教え。 -
空理空論くうりくうろん現実味や実用性がなく、役に立たない理論や議論。 -
腐っても鯛くさってもたい優れたものは、古くなったり衰えたりしてもその価値を失わないこと。 -
苦心惨憺くしんさんたん非常に苦心して工夫をこらすこと。あれこれやってみて苦労すること。 -
愚の骨頂ぐのこっちょうこの上なく愚かで浅はかであること。相手への激しい非難や、自分の失敗への深い後悔を込めて使う。 -
玄人跣くろうとはだし素人の技芸や学問が、本職を驚かせるほど優れていること。 -
蛍雪の功けいせつのこう苦労して学問に励み、その努力が実って成功すること。 -
鶏鳴狗盗けいめいくとうつまらない技能を持つ人や、くだらない特技でも役立つことのたとえ。また卑しい手段。 -
けじめを付けるけじめをつける道徳や決まりに沿って、自分の態度や行いを明確に示すこと。また、物事を終わらせ、けりをつけること。 -
下衆の勘繰りげすのかんぐり心根の卑しい者が、他人の言動を自分勝手に悪い方へと推測すること。 -
下駄を預けるげたをあずける物事の処理や決断を、その責任ごと相手に委ねること。 -
犬猿の仲けんえんのなかお互いに激しく憎み合い、非常に仲が悪い状態。 -
狷介孤高けんかいここう自分の信じるところを固く守り、世俗から離れてひとり超然としていること。 -
元気溌剌げんきはつらつ心身の活力がみなぎり、生き生きと活動する様子。 -
言行一致げんこういっち言葉と行動が矛盾なく、ぴったりと合っていること。 -
堅忍不抜けんにんふばつどんな苦しさにも心を動かされず、じっとこらえて志を変えないこと。 -
肩摩轂撃けんまこくげき人や車が多く行き交い、肩や車がぶつかり合うほど混雑している様子のこと。 -
恋の鞘当てこいのさやあて一人の異性をめぐって、二人の競争相手が張り合うこと。恋敵との争い。 -
恋の手習いこいのてならい恋をきっかけに学問や芸事を習い始めること。 -
恋は盲目こいはもうもく恋に夢中になり、理性や周囲の状況を正しく判断できなくなること。 -
傲岸不遜ごうがんふそん思い上がって人を見下し、謙虚さがまったくないこと。 -
剛毅朴訥ごうきぼくとつ意志が強く、飾り気がなく口数が少ないこと。 -
号泣するごうきゅうする大声をあげて泣くこと。
