「心願成就」「無病息災」「家内安全」「商売繁盛」など、願い事に使う四字熟語を、健康・家族・恋愛・学業・仕事・開運・安全といった願いの種類ごとに集めました。
神社やお寺の祈祷で使われる言葉、目標への決意を込める四字熟語、願いや祈りにまつわることわざ・慣用句もあわせて、読み・意味とともに紹介します。
絵馬や短冊に書く言葉を選ぶときの参考にしてください。
もくじ
願いがかなうことを表す四字熟語
- 心願成就(しんがんじょうじゅ):
心の中で神仏に祈っていた願いが、そのとおりにかなうこと。 - 大願成就(たいがんじょうじゅ):
大きな願いがかなうという意味。
特に、神仏の加護によって大願が成就することをいう。 - 順風満帆(じゅんぷうまんぱん):
物事が順調に、思いどおりに運ぶことのたとえ。
船が追い風を受け、帆をいっぱいにふくらませて進むことから。 - 万事如意(ばんじにょい):
すべてのことが思いどおりに運ぶ様子。 - 所願成就(しょがんじょうじゅ):
神仏にかけていた願いがかなうこと。 - 円満具足(えんまんぐそく):
すべてが十分に満ち足りて備わり、少しも欠けたところがない様子。
健康・長寿を願う四字熟語
- 無病息災(むびょうそくさい):
病気をせず、健康であること。
「息災」は身に災いがなく、元気でいること。 - 健康長寿(けんこうちょうじゅ):
健康で、長生きをしている状態。 - 不老長寿(ふろうちょうじゅ):
いつまでも年をとらず、長生きをすること。 - 病気平癒(びょうきへいゆ):
病気が治ることを願う言葉。
神社やお寺の祈祷で使われる。 - 身体健全(しんたいけんぜん):
体に悪いところがなく、健やかであるようにという願い。
神社の祈祷で使われる言葉。 - 無事息災(ぶじそくさい):
病気や災害などの心配事がなく、平穏に暮らしていること。 - 延命長寿(えんめいちょうじゅ):
命を延ばし、長生きをするという意味。
家族・家庭の幸せを願う四字熟語
- 家内安全(かないあんぜん):
家族に事故や病気がなく、皆が無事に暮らせること。
「家内安全を祈る」のように使う。 - 一家団欒(いっかだんらん):
家族全員が集まって、仲よく楽しく過ごすひととき。 - 夫婦円満(ふうふえんまん):
夫婦の仲がよく、穏やかに暮らしている様子。 - 子孫繁栄(しそんはんえい):
子や孫が増え、一族が栄えること。 - 笑門来福(しょうもんらいふく):
笑い声の絶えない家には、おのずと幸せが訪れるという意味。 - 偕老同穴(かいろうどうけつ):
夫婦が最後まで連れ添うこと。
夫婦の契りが固いことのたとえで、生きてはともに老い、死んでは同じ墓に葬られるという意味。
『詩経』にある二つの詩の言葉を続けたもの。
恋愛・良縁を願う四字熟語
- 恋愛成就(れんあいじょうじゅ):
恋がかなうこと。
思いを寄せる相手と結ばれることをいう。 - 相思相愛(そうしそうあい):
互いに慕い合い、愛し合う間柄。 - 良縁成就(りょうえんじょうじゅ):
よい縁に恵まれ、結ばれることを願う言葉。
神社の祈祷で使われる。 - 比翼連理(ひよくれんり):
男女の仲がむつまじいことのたとえ。
雌雄が一体となって飛ぶという想像上の「比翼の鳥」と、枝が他の木の枝とつながった「連理の枝」を合わせた言葉。
唐の白居易が「長恨歌」で詠んでいる。
学業・合格を願う四字熟語
- 合格祈願(ごうかくきがん):
試験に合格するよう、神仏に祈ること。
神社で受ける祈祷の名としても使われる。 - 学業成就(がくぎょうじょうじゅ):
学問の成果が上がり、目標がかなうようにという願い。
神社やお寺の祈祷で使われる言葉。 - 文武両道(ぶんぶりょうどう):
学問と武芸の両方。
また、勉学とスポーツの両面。
「文武両道に秀でる」のように使う。 - 日就月将(にっしゅうげっしょう):
学問や技芸が、日ごと月ごとに絶え間なく進歩していくこと。
仕事・商売・金運を願う四字熟語
- 商売繁盛(しょうばいはんじょう):
商いがうまくいき、大いに利益を得ること。
「商売繁昌」とも書く。 - 千客万来(せんきゃくばんらい):
多くの客が入れかわり立ちかわり、絶え間なくやって来る様子。
「せんかくばんらい」とも読む。 - 立身出世(りっしんしゅっせ):
社会的に高い地位を得て、世に認められること。 - 一粒万倍(いちりゅうまんばい):
一粒の種が万倍もの実りになるように、わずかなものから非常に大きな利益が生まれることのたとえ。
少しのものも粗末にできないという意味でも使う。 - 社運隆昌(しゃうんりゅうしょう):
会社の運が盛んになり、栄えることを願う言葉。
神社の祈祷で使われる。 - 福徳円満(ふくとくえんまん):
幸福と利益が欠けることなく備わり、満ち足りている様子。
開運・厄除けを願う四字熟語
- 開運招福(かいうんしょうふく):
運が開け、福を招くこと。 - 厄除開運(やくよけかいうん):
災いを除き、運が開けることを願う言葉。
神社の祈祷で使われる。 - 一陽来復(いちようらいふく):
悪いことが続いたあと、ようやく物事がよい方に向かうこと。
もとは易の考え方で、陰がきわまった冬至に陽が初めて生じることから、冬至や陰暦十一月のことも指す。 - 立春大吉(りっしゅんだいきち):
立春の日に、禅寺やその檀家の門の左右に貼る紙札の文句。
災いのない良い一年を願う護符とされる。 - 除災招福(じょさいしょうふく):
災いを取り除き、幸せを招き寄せようとする願い。
神社の祈祷でも使われる言葉。
安全・平和を願う四字熟語
- 交通安全(こうつうあんぜん):
交通事故を防ぎ、安全を図ること。
神社やお寺の祈祷では、事故にあわないようにという願いを表す。 - 平穏無事(へいおんぶじ):
穏やかで変わったこともなく、安らかな様子。
「一家の平穏無事を祈る」のように使う。 - 天下泰平(てんかたいへい):
世の中が平和で、よく治まっていること。
何の心配事もなく、のんきにしている様子をいうこともある。 - 五穀豊穣(ごこくほうじょう):
穀物が豊かに実るという意味。
「五穀」は米や麦などの主な穀物のこと。 - 安穏無事(あんのんぶじ):
世の中が穏やかで、これといった事件や事故もなく平和な様子。
目標・決意を込める四字熟語
- 初志貫徹(しょしかんてつ):
最初に心に決めた志を、最後まで貫き通すこと。 - 七転八起(しちてんはっき):
何度失敗してもくじけず、立ち直ってどこまでもやり抜くという意味。
七回転んで八回起き上がるという意味から。
「七転び八起き」ともいう。 - 心機一転(しんきいってん):
何かをきっかけに、気持ちがすっかり変わること。
また、気持ちをすっかり入れ替えること。 - 不撓不屈(ふとうふくつ):
どんな困難にあっても、決して心がくじけない様子。
「不撓」はたわまないこと、「不屈」は屈しないこと。 - 必勝祈願(ひっしょうきがん):
試合や勝負に必ず勝てるよう、神仏に祈ること。
神社の祈祷で使われる言葉。 - 一念通天(いちねんつうてん):
固い決意で一心に励めば、その思いが天に通じて、どんな困難も成し遂げられるという教え。 - 勇往邁進(ゆうおうまいしん):
目標に向かって、わき目もふらず勇ましく突き進むこと。 - 雲外蒼天(うんがいそうてん):
雨雲の上には青空が広がっているように、今の苦しみもやがて去り、よいことがあるというたとえ。
願い・祈りのことわざ・慣用句
- 苦しい時の神頼み(くるしいときのかみだのみ):
ふだんは信心しない人が、病気や災難で困ったときだけ神仏に祈って助けを求めること。
「叶わぬ時の神頼み」ともいう。 - 願を懸ける(がんをかける):
物事がかなうように、神仏に祈る。
「願を立てる」ともいう。 - 願ったり叶ったり(ねがったりかなったり):
願いがすっかりそのとおりになること。
「願ったり叶ったりの好条件」のように使う。 - 鰯の頭も信心から(いわしのあたまもしんじんから):
鰯の頭のようにつまらないものでも、信じる人には尊く思えるというたとえ。
物事をかたくなに信じる人をからかうときにも使う。 - 運は天にあり(うんはてんにあり):
人の運は天が定めるもので、人の力ではどうにもできないということ。
結果を天に任せ、覚悟を決めて事に当たるときにも使う。 - 正直の頭に神宿る(しょうじきのこうべにかみやどる):
正直な人には、必ず神の助けがあるという教え。
「神は正直の頭に宿る」ともいう。 - 念力岩をも通す(ねんりきいわをもとおす):
強い意志を持って一心に励めば、どんな困難も乗り越えて成し遂げられるという意味。 - 精神一到何事か成らざらん(せいしんいっとうなにごとかならざらん):
精神を集中して事に当たれば、どんなに難しいことでも成し遂げられないことはない。
『朱子語類』にある言葉。 - 蟻の思いも天に届く(ありのおもいもてんにとどく):
蟻のように小さく弱い者でも、一心に願えば思いはかなうというたとえ。
「蟻の思いも天に昇る」ともいう。 - 棒ほど願って針ほど叶う(ぼうほどねがってはりほどかなう):
棒ほどの大きな願いを持っても、かなうのは針ほどのわずかなことだという意味。
望みはなかなか達せられないというたとえ。




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